二宮金次郎も 大切にしていた考え方。
小さなことを積み重ねることが、
とんでもない所に辿りつくただ一つの道 イチロー
「小を積んで、大を為す」は、あの二宮金次郎も
大切にしていた考え方だそうです。
金次郎の家は、もともと地主(裕福な)農家の生まれ。
しかし、父母が早くに亡くなり土地を取り上げられてしまいます。
金次郎はそのどん底から、見事大地主へと返り咲くのですが
驚くのはそれを、10代のうちにやってのけるのです。
一体どんなことに取り組んだのか?、というと「少しの油菜の種を、まく」でした。
しかも、荒れ地にです。お金がない金次郎は、少しの種と荒れ地しかなかった。
それが、種をまき始めたのが15歳。
コツコツと耕しては植えること5年。
取り上げられた二宮家の土地を、買い戻すとこまでたどり着きます。
きっと金次郎は、知識も道具も優れたものではなかったと思います。
当たり前のことを、やり続けたんでしょうね。
今、本屋に行けば「成功するための○○のテクニック」みたいに
色んな技術・方法論が、あふれてますよね。
自分も「へぇ~、すごい!」と読んだりするのですが
でも、本当に人が成長するのは
「そんなの、当たり前だよ」ということを
積み重ねることなのかもしれません。
とんでもないところには辿りつく方法は、
小さなことを積み重ねること。
イチローの言葉を、今一度考えてみようと思います。

何を、積み重ねますか?