「植えた種が、咲く」というシンプルな法則。
最終のバスの運転手さんは、いつもお疲れの様子。
だけど、今日は少し変わった運転手さん。
「○○(地名)の近くで花火大会があったので
車が多いかもしれません。
お近くの方は、お気をつけてお帰り下さい。」
マニュアルで言わされてる感じが全くなかった。
運転手さんが想いが、すーっと伝わって暖かい気持ちになった。
中学生には、下車する時
「暗いから気をつけてな。」とさっと言葉をかける。
ちょっとやんちゃ風な中学生は、下車した後、深く頭を下げた。
終点に到着した。下車する時に運転手さんの顔は
全く疲れが見えなかった。
むしろ、「暖かさ」でいっぱいな様子だった。
自分が投げたものが、返ってくる。
その「暖かさ」は、まぎれもなく
運転手さん自身のものだなんて、気づいてはいない。
この運転手さんの声かけが、どれほど地域に貢献してるだろうか。
本当に「すごい人」とは、
ひっそりと貢献してるのですね!
坊主コーチ
堤 祐弥