「植えた種が、咲く」というシンプルな法則。 | 坊主・落語 OFFICIAL BLOG

「植えた種が、咲く」というシンプルな法則。


最終のバスの運転手さんは、いつもお疲れの様子。

だけど、今日は少し変わった運転手さん。


「○○(地名)の近くで花火大会があったので

 車が多いかもしれません。

 お近くの方は、お気をつけてお帰り下さい。」


マニュアルで言わされてる感じが全くなかった。

運転手さんが想いが、すーっと伝わって暖かい気持ちになった。


中学生には、下車する時

「暗いから気をつけてな。」とさっと言葉をかける。

ちょっとやんちゃ風な中学生は、下車した後、深く頭を下げた。


終点に到着した。下車する時に運転手さんの顔は

全く疲れが見えなかった。

むしろ、「暖かさ」でいっぱいな様子だった。


自分が投げたものが、返ってくる。


その「暖かさ」は、まぎれもなく

運転手さん自身のものだなんて、気づいてはいない。


この運転手さんの声かけが、どれほど地域に貢献してるだろうか。

本当に「すごい人」とは、

ひっそりと貢献してるのですね!


坊主コーチ
堤 祐弥