「お坊さんになりました。」
ずっと逃げてきましたが
とうとう、「お坊さん」になりました。
周り道をしましたが、いや周り道と言っても
コーチング・心理カウンセリングをやってきたので
「心」というコンセプトからはズレてはないか。
まあ、ともかくお坊さんです。
と周りにいうと、定番のようにこう返ってきます。
「お肉食べないの?」
「お酒飲めないの?」
「彼女つくれないの?」
インドやチベットのお坊さんはともかく日本のお坊さんは、ふつうの暮らしです。
お肉も食べれば
飲み会もするし
恋でもしっかり悩みます(笑)
お坊さん=俗世間というのは、遠い国のはなし。
あ、もちろん、日本にもちゃんとしたお坊さんはいますが、
日本のお坊さんは、世間の暮らしとそう違わない。
お坊さんが結婚してるのって日本ぐらいじゃないかな。
去年、フランス人に「父はお坊さんです」って言ったら
「どいうことだ!?」と彼の目ん玉が飛び出そうでした(笑)
仕事で、恋愛で、人間関係で、二日酔いで、ふつうに悩む。
そんな変わった国のお坊さん。
だからこそ、伝えれないものもあるし、
でもだからこそ、伝えられるものもある。
特別なことは伝えれない。
だけど、だから自分なら伝えられること。
そんなメッセージを日々、感じ、丁寧に「伝」えて生きたい。
あえて、言葉にするとしたら
それを「使命」と呼ぶのかもしれません。
今日はちょっとした、決意表明です。
堤 祐弥