【静けさ の 力】
「 静けさ の 力 」
今日は、いつもより忙しかった。
だから、座禅の時間をいつもより長く座った。
な坊主コーチです。
ちょっと言葉をお借りしました。
実は、この言葉は 宗教改革者であるマルチン・ルターの言葉です。
「 今日はすべきことがあまりに多いから、
一時間ほど余分に祈りの時間をとらなければならない。」
彼は、キリスト教ですから 祈り を
坊主は、坊主ですから 座禅 を
きっと本質てきには同じなんだと思います。
自分の内側の、静けさ に 帰っていく作業なんです。
そう、いつも僕らの心の中は騒がしいんです。
過去にあった思い出したくもないこと や まだ来てない未来の心配ごと など
周り・家族・社会の聞こえもしない声を意識していくうちに
あ~、一体自分は 何のために、誰の人生を生きてるんだ!
と、自分の本音、つまり 心 を 亡くしてしまうんです。
その状態を、心を亡くす = 忙しい と呼ぶのだと僕は感じます。
でも、実はそれらは全部、自分がつくりだしている騒がしさ
ということに気づく必要がある。
だから、座禅や祈りを通して自分の心の部屋をそうじしていくんです。
すると、すると、
そんなに忙しいわけじゃないなあ、という気持ちになる。
大切なことは、変わったのは「気持ち」だけということ。
実際にやる量は変わらないけれど
気持ちが変わると、やる量が変わったように感じるんです。
病は、気からといういいますが
心とは不思議なものです。
【 忙しい一日ほど、朝に静けさを。 】
by 坊主コーチ

