自動車世界大手企業でのインターンを経験！インタビュー

せっかくカナダに留学に来たのだから

英語の勉強だけじゃもったいない

何か形や経験を日本に持って帰りたいと英語「プラスアルファ」を考える方は少なくありません

TOEICスコアを上げて帰るも良し

資格を取るも良し

専門学校に行くも良し

インターンでカナダの職業経験を積むも良し

今回はそのインターンシップで経験値をアップされたTakeshiさんにインタビューさせて頂きました

お名前：　Takeshi さん
カナダ歴：　1年

ビザ：　ワーキングホリデー
英語力：　中級
日本での経歴：　2年間商社にて営業
インターン職種：　カスタマーサービス
インターン期間：　8週間
出社日数：　当初は1日4時間の予定だったが、火・水は6時間に増やしてもらった
インターン提携プログラム先：　CanPacific College of Business & English

インターン先について教えてください
→自動車世界的大手企業にてカスタマーサービス（CS）に従事しました。お客様と近いのが特徴でしたね。配属された部署は、車の修理やオイル交換、支払い予約の窓口。他の部署（保険や営業）とも話すので、カナダ人と話す機会は割と多かったと思います。日本人は僕一人。オフィス全体は何人くらいいたのかわからない位広かったですがCSは僕の他に2人の計3名で働いていました。

Canpaciのプログラムについて教えてください
→ビジネス英語8週間受講した後にインターン先を斡旋してくれます。クラスではビジネスについての実践的な英語を学ぶことが出来、自分が取引先とやり取りをする際の交渉術についてなども勉強します。プレゼンのクラスは、自分興味のある商品についてプレゼン。ドローンは官公庁に売り込めば売れるんじゃないか、など商品の特徴を調べてマーケティングやアドバタイジングの売り込みのプレゼンをしました。週に1-2回プレゼンするので、宿題が大変でしたね。
僕は人前で話すのが苦手だったし、ビジネスについてのプレゼンだからフォーマルな言葉を使いながらのパフォーマンスは正直難しかったです。

Canpaciインターンプログラムは？
→面接練習は全部で3回。校長先生と面接、履歴書を見てもらったりしました。最後はインターン先と実際に面接をするのですが、カスタマーサービスというところから尚更英語力はやはり重視されていたようです。面接官自身もルーマニア人の方でで、ご自身の経験を話してくださり「母国語を介して英語を話すと遅いから、日本語で考えず英語で考える癖付けを。」とアドバイスまで頂きました。

なぜインターンをしようと思ったのですか？
→カナダの組織の中に入り、カナダで得られる職業経験を体験したかったのが一番ですね。カナダの人どういう仕事ぶりなのか、雰囲気を見たかった。授業で習ったビジネス英語を実際に活かしたい、という思いも強かったと思います。

お仕事の内容は？
→請求書をまとめる事と、支払い後の会計作業・データ入力が主な役割でした。お金に関わることはやはりセンシティブ。インターンは基本触らせてもらえないので、お金が発生した後の業務がメイン。お客さんがいらしたときの案内やコピーなどの雑用のようなものも幅広くやらせて頂きました。

インターンをしてどのような気付を得ましたか？
→たくさんありますね（笑）

一番印象にあるのは、意外となんでもかんでも丁寧に話しているわけではないんだなと思った事です。多少雑な感じでもいけました（笑）日本だったらお客様優先だけど、カナダだと必要以上にお客さんを祭り上げてはいない、というか。お客様相手でも言わなければ事ははっきり言ってるのが印象的でした。
インターン先で思ったのは、名前と挨拶の大切さ。名前は出来るだけ覚えようとしました。その内、自分の名前も覚えてもらえるようになるんです。また、挨拶はhelloでもhiでも、難しい事が言えなくても、知らない人でも、目があったらとりあえず挨拶はするように意識しました。その内一緒に働いてる人に好かれれば、新しいお客様に紹介してもらえたり。これはインターンだけでなく、カナダ生活全体に感じた事ですね。

インターン中につらかった事はありましたか
→自分が出来る事が限られてたことです。まわりが忙しくても、手伝えなかったのが歯がゆかったですね。もっと英語力があればもっと仕事を覚えたり、忙しい時に役に立てたんだろうなと実感しています。

満足度は？
→70-80％
もっと自分が他の仕事もしたかったし、もっと英語力があれば出来ることが増えた事を考えての70-80%

語学学校なら先生が優しく話してくれるけれど、いざ仕事場に出たら手加減なしですよね。お客さんからみたら僕も一スタッフ。リアルな英語、スピード感、トロントならではのいろんな国のアクセント、カナダ人の使うナチュラルなフレーズとかが理解できてなかったところもあったんだろうなと思います。

インターンシップを検討している方へメッセージをお願いします
→出来る出来ないを考えるより、何をしたいかを考えて、その為に自分が努力すればいいかなと思います。もっとできるかなと思ったけど、いざ送り込まれると出来る事に限りがあった。練習で100出来ても、本番で40しかできないんですよね。
インターンに限られる事ではなくワーホリ全体に言える事ですが、自分を追い込んだので1年間結構つらかった！自分の力で仕事探し、家探し、英語環境で飲み会にいくだけでネイティブに囲まれればつらかったり。
ただ自分で決めた事なんで、いろんな経験ができた事、仕事やインターンもそうですし、いろんなバックグラウンドの人々とのつながりが自分の財産になりました。