あけましておめでとうございまーす2024辰年。
元旦早々よろしくない災害もあってなんだかなーなお正月ですが、
被災地の皆さまのご無事と早急な復興をお祈りいたします。
エニウェイ。暮れから正月にかけては超絶のんびりモードで
過ごすことができたので世間に感謝イェイなのですが、
昨日会社からみんみんに向かう梅新交差点の陸橋のところで
ふと過去の記憶が蘇ってきた。
あれは中学1年の時だったが、確か正月の2日に、
お年玉でギターマイク(アコギしか持ってなかったので
ひとまずのエレキ化のためにギターマイクやな、と)を買おうと、
藤田ニコルちゃんではなく藤田ペンとシババ(そう、あのシババだ)と3人で、
西成から延々と歩いて梅田の楽器店に向かったのだった。
あんまし人が歩いていない平和な御堂筋は今よりも味があったし、
旧市役所と向かいの日銀もレトロな佇まいでキュンキュンするし、
梅新の巨大な陸橋もまだまだ逞しくて「おーこの陸橋、デカくてカッコええな」と
感心&コーフンし捲ったので、今でもこみああげてくる何かがある。
思えばあの頃は、大阪がひじょーに元気だったような時代だった。
(今はといえば、知性の欠片もないショボショボな維新体制になって、
何もかもがスカスカになっちったことは皆の衆もご存知の通りですが)
で、その日は結局どの楽器店も営業しておらず、
まあ昔は2日ってまだどっこも開いてないんですね。
なのに梅田に向かったのは、シババが「梅田やったらどっか開いてるやろ」との
無根拠な自信に我々ボンクラが従ったからなのだが、
そのボンクラ具合も今となってはたいへんに愛おしい。
なのでお目当てのギターマイクは後日あらためて、
心斎橋の音楽のミヤコに向かって購入したと記憶している。
その後エーストーンのファズを買って、
ガボールザボみたいな感じでアコギ+ギターマイク+ファズで
サンタナを演奏する時代が、中二の秋まで続いたのでしたな。
てなちょー市の50年前のお正月が自分にとって
忘れ得ぬ記憶として残っているのは悪い話ではないような気がしつつ、
みんみんで餃子と酢豚と毛沢東チキンと黒チャーハンを
ビール3本と紹興酒で流し込むと早々に満腹になったことで
歳をとって食えなくなったことをしみじみと実感しつつ、
本日より今年の営業スターティンでございます。
本年もよろしくです皆の衆。
(カバーは毛沢東チキンです)