3つのエピソードから「125cc原付2種旅には、ぜひ良いオイルを!」という…ご報告をさせていただきたいっすm(_ _)m( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆



エピソードNo.1

原付き旅は、10時間耐久レース状態


以前…住んでいる岐阜市から実家のある横浜へ…


片道約400㎞/往復約800㎞の下道原付旅をCYGNUSでしたことがあるんですけど…



片道約10時間で駆け抜ける🛵原付旅でした。

めっちゃ⤴️⤴️楽しかったですヨ(^-^ゞ!

同じ区間を走っても、「下道」と「🛣️高速道」とでは、「風景」も「走りの味わい」もぜんぜんちがう。

その時の画像が下の7枚。

絶景区間があったり…


ワインディング走行があったり…


原付2種ならではのルートを駆け抜けたり…


本当に楽しい💃旅でした。


ふつう…岐阜↔️横浜の移動では、🛣️高速道を走るのがふつうで、それだと単調な風景になりがちなんですけど、

原付2種の下道旅だと、こんなにも風景の変化に富んだ…楽しい💃旅になる。


快走路と快走路を繋いで走っていくので、平均移動スピードは、意外にも速い。


ただ、走っていて、10時間近くもフルスロットに近いアクセル開度で、小さいエンジンをフル稼動させますから、


何時間もエンジンの限界に近い…レーシング状態を続けることになる。

「こりゃ、エンジン負荷/オイル負荷…(;゚∇゚)ヤバい!」っていうのが正直な感想でした。



エピソードNo.2

エンジン2基 開けて比較

僕のCYGNUSは、🆓無料で頂いた不動車を、Bike仲間と一緒に復活させた…再生車なんですけど、


エンジンを開けてみたら、焼き付いていて、コンディションがとても悪かったので…


代替中古エンジンを入手し、それを腰上オーバーホールした上で載せ換えています。


その過程で、まったく同じエンジンを、2基開けて比べる機会を得ました。


同じParts同士を比べてみても、そのコンディションがぜんぜん違う(ヾ(´・ω・`)。


ちなみに、下ろしたエンジン(走行約2.6万㎞)の方が、代替で用意したエンジン(走行約3.5万㎞)より走行距離は少ない。

なのに、走行距離が浅い…下ろしたエンジンの方が、Engine Partsの磨耗が凄いんです。


下ろしたエンジンは「焼き付いたエンジン」。

その焼きつき理由は、抜いたオイルを見れば…明白でした。オイルが乳白色に白濁している。

つまり、エンジンオイルに大量の結露水分が混じって、オイルが極端に劣化していたんですね。

まぁ、これは「焼き付きエンジン」と「正常エンジン」の極端な比較ではあるけれど、

オイルによってこの違いは…生まれています。

オイルによって、こんなにもParts磨耗状態が変わってしまう事を目の当たりにできた経験は、僕にとって大きな学びでした。

また…

エンジンを開けてみて、エンジンがどのように摺動しているのか?生で視てみると…


金属と金属が想像以上に擦れ合っていて、「オイルって…重要だなぁ🤔」「ここの油膜の質次第で、磨耗の進行具合が大きく変わってしまうだろうなぁ」「エンジンはオイルに依存している部分…相当大きいね」と思わすにはいられない。



エピソードNo.3

MAJE6.5万㎞でダウン/TMAX11.3万㎞元気

これは、約10年ほど前、MAJESTY4D9 に乗っていたときの話なんですけども。オイルでマシン寿命が変わる…というご報告。

当時は「乗る専門」で、Bikeに乗っているだけ…だったんですけと、オイル交換の時…


「リッター3,000円の高級オイル、リッター2,000円の中級オイル、リッター1500円の廉価オイルの3つがありますけど、どれにします(・・?」


って訊かれて、

「今月お小遣い厳しいしなぁ…🤔?」

「いちおう、どのグレードも、メーカーが『このBikeに入れて良い🙆』って公認しているオイルでしょ?」

(YAMAHAのHPでは、MAJESTY4D9に対しての推奨オイルとして、上記3グレードのうち、下の2つが推奨オイルとなっていた)

「たしか、新車出荷時は、いちばん廉価なこのリッター1,500円のオイルで出荷されていると聞く👂️し、メーカーのマシン開発も、このいちばん廉価なオイルでやっていると聞く👂️」

「それなら、いちばん廉価なオイルでも、良いはずだ」

「今月はお財布厳しいし、よし!いちばん安いオイルにしよう🙋!」

「1,500円差あれば、ツーリング先で1食喰える」

ってなりがち_(^^;)ゞ。

その後、オイル交換をセルフでやるようになっても、最も廉価な純正オイルを使い続けていたんですけど…


でも、走行5万㎞を過ぎたあたりから、エンジンからカタカタ音が目立つようになり…

6.5万㎞では、結構ガサツな…エンジン音に。



たぶん、1度…エンジンヘッドを開けて、タペット調整や、もし必要ならロッカーアームやカムシャフトの交換をしないといけない状態になっていたんだんだと思う。

MAJESTY4D9 は、かなりお金かけられた…高品質なエンジンを搭載していたと思う。

そのエンジンの品質レベルは、TMAX530と変わらないレベルだと思っていますが…

最廉価な純正オイルをMAJESTY4D9に使い続けてきた結果、MAJEは6.5万㎞でエンジン要オーバーホールになってしまった…んですよねm(_ _)m

一方、TMAX530。



けっこう手荒く乗っているので、フルスロットルはしょっちゅうです。

ミッションもウェイトローラーをだいぶ軽くしてあるので、ノーマルより高回転域を使う仕様になっている。

でも…

11.3万㎞走ってなお、エンジンを1度も開けていないのに、カタカタ音など一切せず、エンジンは、「こいつは15万㎞超えるだろうなぁ…」と思えるほど元気いっぱい(^^)d!

MAJESTY4D9の新車価格は約70万円、5型TMAX530ベースモデル新車価格は約100万円。

ともに、アルミ鍛造ピストンとメッキシリンダーを採用。ともに同じ程度のロングストロークエンジン。

単気筒と2気筒の違いはあれど、エンジンに使われている素材や、その作り込みQuality面で、TMAX530のエンジンの方が高品質に作られている…ということはないと思う。

常用していたエンジン回転域は、MAJESTY4D9の6,000rpm台に対して、TMAX530は5,000rpm台と、MAJEの方がやや高かったけど、そんなに言うほどの違いはない。

それでは、6.5万㎞でエンジン要OHとなったMAJESTY4D9に対して、11.3万㎞走ってもなお元気いっぱいのTMAX530、この違いはなんだ(  -_・)?…というと、おそらく使っているオイル。

MAJESTY4D9は、リッター約1,500円程度のStandard Plusという最も安いグレードの鉱物油を使っていた訳なんですけど…

TMAX530は定価約3,000円のPremium Synthetic という良質な100%化学合成油を使い続けてきているんですよね。

おそらくこれが「使用オイルによってマシン寿命が変わる…」という良い例だと思う。




まとめ


エピソードNo.1では、Bike旅における125cc原付2種は、ほぼレーシング状態と言いたくなるほど、小さいエンジンが頑張って働いている事のリポート。

エピソードNo.2は、オイルって大切!オイル次第でエンジンパーツの磨耗具合が変わってくる…というリポートでした。

エピソードNo.3は、エンジンオイルの選択によって、マシン寿命が実際に変わった事例のご報告。

この3つを通じて、ご報告したいのは…

エンジンオイルは大切で、実際にマシン寿命が変わってくる事、小排気量車ほど酷使されながら走るので、特に125ccみたいな小排気量Bikeこそ、良いオイルをいれた方良いと思うということですm(_ _)m( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

どうしても、趣味性の高い大排気量車ほど…良いオイルを入れて、ゲタ扱いとなりやすい小排気量車ほど…廉価なオイルをいれたくなるけど、


実は逆なのかもっすね_(^^;)ゞ💧