SL230洗車


昨日遊び回った…SL230を洗車したくて、旧秘密基地に行ってみたんだけど、もう水道ホースが取り外されていた。

「水道が使える間は、洗車していいよ👌」っと社長に言って貰っていたんだけど、ついに…😓

今後は、この…コイン洗車場を使うしかなさそうっすね。


高圧スプレーガン方式で、ボルト箇所への水の侵入リスク的に、使いたくなかったんだけど、仕方がない。洗わないワケにはいかないっすからね。


戸建て🏠️住まいの人が、本当にうらやましいっす(((^^;)。遠くから高圧スプレーを噴射する事で、なるべくボルトダメージリスクを下げたいと思います。


あとは、小まめにボルトメンテすること…が対策っすかね。

泥まみれだったけど、さっぱりしました。



このマシン凄い


このSL230は、1997年式の初期型(MD33)。排気量は223ccで、ボア/ストロークがほぼスクエアなSOHC空冷単気筒キャブレター式。


フロント21inch/リア18inchタイヤ、燃料タンク10L、セルとリアチューブレスタイヤ、リアディスクブレーキ採用。車重は115㎏(乾燥重量105㎏)。


メーターはアナログで、距離計は回転式。


1997年式、往年の時代を感じさせる…27才のおじいちゃんOFF ROAD BIKE 。

だけど…これがめっちゃ凄いんですヨ_(^^;)ゞ!

僕はオフロード🔰初心者で、何も分かってないんですけど、これまでいろんな最新OFF車と林道ツーリングをしてきて、

周りを視ていて、この古い旧式SL230の方が、林道を走破しやすいんじゃないかな(・・?…と思うことばかり。


まずなったって「車重が軽い」。がれきに弾かれた時など、ぐらついた時に、とてもコントロールしやすい。


技術的な詳しい因果関係は分からないけど、周りのインジェクションモデルと比べると、キャブレターモデルだと、出足で「路面を掻かない」「グリップが良い」気がするんですよね。


また、現代のOFF車と違い…徹底的に低速での粘り重視のエンジン設計。

おかげで…公道走行は明確に苦しそうだけど、0~40㎞/hまでに的を絞ったエンジンは、林道で「神」って呼びたくなる感じ。


林道でのその走破性…凄いです。

Bikeは常に進化していて、最新式が常にBEST!というのが定説だけど、OFF車の世界ではそれがあてはまらないのかも…っと思ってしまう。

確かに、古いBikeは、エンジンの環境性能…良くないですよね。

面倒臭いところもある。

キャブなので、家に帰ったらキャブレターからガソリン抜いておかないと、次乗るときに始動困難になるとか…ちょっと手間がかかるのは確か。

燃料計なんて気の利いたもの付いてないし、ガソリン給油する度に、回転式トリップメーターをリセットするにはちょっと時間かかる。

チョークなんて…クラシカルな装備もある。

だけど…

本当に、この「軽さ」と「粘り」と「路面を引っ掻かない特性」が、現代のマシンより凄いんです_(^^;)ゞ。

トレッキングバイクは、必ずしも最新式がBESTとは言えない…という不思議な世界っすね。

SL230…本当に凄いBikeです。


甦った命を大切にしていきたい


このマシン、本当に…最初は、全身ガタガタ、錆びマルケ、おまけに古すぎて純正アフターパーツ供給終了のオンパレード…の3重苦で、

「これを再生するのは不可能だろう🤔?」「土に還りかけている」って言われる状態だったんですよね。






Bikeとして生涯を閉じかかっていたこのマシン、先輩のによる蘇生オペで、新しい「命」を吹き込み直してもらい、臨終の今際から、奇跡的なカムバックを果たしているこのマシン。

甘やかすつもりはないけど、HONDAの本気が注ぎ込まれた名車として、大切にしていこうと思う。

SL230…とっても良いBikeです。

2020年でYAMAHA SEROW が販売終了となり、今、国内トレッキングバイクの世界で新車が買えるのはHONDAのCRF250Lぐらい。選べる選択肢がたった1つしかない状態ですけど、

Parts難Riskやメンテに手がかかるRiskを覚悟の上なら、古いキャブレター時代のSEROW225やSL230も良い選択肢かもです。

今のマシンにはない…「軽さ」「粘り」「路面の引っ掻かない特性」が手に入るかもしれません。