今日は、関西のBike仲間と、崖っぷち夜営⛺CAMP予定だったんですけど…☔雨予報で中止。


でも空を見上げると青空。


それなら、ちょっと…走ろう🙋🎶って走り出した途端、🌧️雨が降ってきた~(爆)_(^^;)ゞ💧

これは「今日はおとなしくしておきなさい✋」ってことかもですね。

ちょっと「ふて寝」をした後…今日は、夕方からマシンメンテへ。

TMAX530のドライブベルトが鳴くようになってしまったんですよね。

先輩に教わった鳴き封じをしたいと思います。

まずはベルトのコンディションチェック。

きったないっすね。汚れまくってます_(^^;)ゞ💦


今のベルトテンションを測っておきます。

進行方向左側が、スイングアームエンドから14.81mm。
進行方向右側は、同15.00mm。

ベルトがコグスプロケの真ん中に来るように、ベルトで引っ張られる進行左側を…あえて気持ち少し後ろにオフセットしてあるんです。

それでも多少片寄ってしまうことが多いけど。

リアアクスルシャフトナットを緩めて…



タイヤを思いっ切り…前へ押し出す。


そうすると…ドライブベルトがスプロケのサイドウォールを越えられるようになる。


そして、フロントスプロケを外せば、ドライブベルトを取り出せる。


これを中性洗剤とタワシで洗いたいと思います。


スプロケは、一見…そんなに汚れていないように見えるんですけどね。


でも、これ…実は、見た目ほどきれいじゃないんですよね。それはのちほどリポートしたいと思います。


さて、これがTMAX530/560の秘技。スイングアームピボットとドライブシャフトの同軸化。


これによって、リアスイングアームが激しく上下動しても、ベルトの上下テンションが変わらないようにしてあるんです。


ただ、これを実現する為に、4~5型TMAX530はドライブシャフトの突き出し量が大きくなってしまい、

6型以降のTMAXは、ドライブベルトを幅細くすることで、このドライブシャフト突き出し量を抑える改良がされている。

6型以降のあの細いベルトには、ここの突き出し量を抑えたい…という狙いがあるんだと思う。

さて…台所洗剤でゴシゴシ洗って、ベルトの汚れを落としていきたいと思います。


綺麗になりました。


ついで、コグスプロケをパーツクリーナーを染み込ませた綿棒で掃除していきます。

一見そんなに汚れていないように見えて、1回擦るだけで…


実はこんなに汚れている(爆)_(^^;)ゞ💧


リアのドリブンコグスプロケの掃除完了。


フロントのドライブスプロケも掃除。


セカンダリーシャフトスプラインのグリスを打ち直します。


スプロケの内側もグリスを塗布して、フロントスプロケを取り付け。


ここでシコシコ♪シコシコ♪撮影の為、片手でやってますけど、本当は両手。


これは本当に大事な作業で、前後に繰り返しスライドさせることで、グリスの中の気泡を抜く工程。これをやっておかないと…グリスが炭化しグリス切れ状態になってしまう。

上の動画は、ある程度シコシコ♪した後のモノなので、その音はここでは聴こえませんが、やり始めはプチプチ♪という気泡がはぜる音が聞こえます。それが気泡が抜けていく音。

プチプチ♪プチプチ♪という音がやがて、ヌッチョヌッチョ♪という音になり、やがて無音で静かに前後スライドするようになる。

そうなったら、気泡抜き作業終了。

タレ出たグリスをこのように潰して塗り込めて…


蓋をして、


ボルトをトルクレンチを使い…規定値で締める。


後は、ベルトのテンション調整が済んだら、リアアクスルシャフトナットを締めます。

ボロ布を噛ませ、タイヤを前に回すと、さらにベルトにテンションがかかって、アスクルシャフトがストッパーにしっかり押し付けられる。


テンションの左右バランスとる為に、タイヤを…ドライブベルト側から反対側に膝と手で押しつつ、リアアクスルシャフトナットを締める。


そして本締め。160Nm。

本当にこんなテンションかけて良いの???ってぐらい、ベルト…めっちゃパンパン(爆)_(^^;)ゞ!


テンションチェックします。

進行方向左側(ベルト側)が、リアスイングアームエンドから14.09㎜。
反対側が同14.50㎜。

0.41㎜分…ドライブベルト側が、気持ち…後ろにオフセットされた形。ドライブベルトで左側が引っ張られる事を考慮し…あえてこうしてあります。

前回、約0.2㎜のオフセットだったんですけど、ベルトがそれでもやや左側に寄りがちだったので、今回もう少しオフセット量を増やしました。

こんなにベルトをパンパンに張って大丈夫なのか🤔??と心配になってしまいますが、

それでも、左側(ベルト側)リアスイングアームエンドを眺めると、以前…マジックでマークした位置(規定値に近い)より前になっているということは、これでも、以前よりまだゆるめってことですね(笑)_(^^;)ゞ💧


これで、鳴きが収まってくれると良いんだけど…


たぶん大丈夫だと思う。あっ、そうだ。ベルトには回転方向があり、ベルトに書いてある文字が、作業者から読める方向が正しい取り付けて方向。


本当は、鳴きが収まっているか?確認のテスト走行したいんですけど、外はあいにくの☔雨。


テスト走行はお預けっすネ┐('~`;)┌💦

ついでに、ボルトを磨いておきたいと思います。


メタルコンパウンドは本当に凄いですよね。

1瞬で…ピカピカ✨になっちゃう。


Before After が凄いです(笑)_(^^;)ゞ!
くすんだボルトがピカピカ✨に。


鳴きベルト対処…終了(^-^ゞ!


普段メンテを必要としない…ドライブベルトだけど、完全なメンテナンスフリーって訳ではなく、

時々、メンテする必要があるんですよね。


ベルトドライブは、あのチェーンメンテから解放されてとっても快適です。でも完全にメンテフリーって訳ではない。

時々…洗浄メンテやテンション調節が必要。


昔は乗る専門で、メンテあまり好きではなかったんですけど、娘が巣立ってからは、嫌いじゃなくなってきました。


今日は特別なことは何もやっていないけど、Bikeは、メンテするのも楽しい😃🎶っというのを、猛者の仲間や先輩に教わりました。

確かに楽しい😃💕

ODOMETERは、10万8,608㎞。


Bikeの経済合理性に基づく寿命ってどれぐらいなんでしょうね(・・?

今のところ、まだまだ元気いっぱい。この調子だと、15万㎞程度はふつうに行きそう。

長いBikeLifeの中で、1度…1台のマシンにトコトン乗ってみるのも悪くないかもです。

10万㎞以上乗ると、バイクメンテナンスの全体像が、なんとなく見えてくる気がします。

次のメンテナンスは、あと5,000㎞ぐらいで、ミッションのオーバーホール。

オーバーホールという響きを耳にすると、身構えちゃうけど、Vベルト等の交換とミッションのグリスUPっすね。


オイルはまだ1,378㎞なので、まだこのまま行こうと思う。最近…オイル高いですしね_(^^;)ゞ。


よし、これでTMAX530はツーリングバイクとして復活したはず。11/26(日)の🌰栗きんとんツーリングへの準備完了(したはず_(^^;)ゞ)。

明日…天気予報を眺めつつ、11/26のタイスケとコース立案をしたいと思いますm(_ _)m。


追伸


翌日…テスト走行したところ、



ベルト鳴きは、きっちり解消していました🙆


先輩に教わったあの鳴き封じ策…効果抜群でした。ポイントは、(1)ベルトとスプロケの洗浄と、(2)今までよりもほんの気持ち高めにベルトテンションをかける…この2つです( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆


普段メンテナンスフリーのドライブベルトも、たまにメンテする必要があるようです。

再追伸


翌日のテスト走行では、ベルト鳴き収まっていたんですけど、11/26(日)のツーリング中に、時々…ベルトが再び鳴き始めてしまいました\(_ _)💧

また、今回は、ベルトの片寄り解消を狙って、従来の左右オフセット量目標0.2㎜を0.41㎜にさらに拡大させる初チャレンジをしてみたんですけど、どうもこれはやり過ぎだったっぽい。

リアブレーキディスクが、停止寸前に鳴き始めてしまいました。

後日、さらにベルトテンションを上げる方向に微調整するのと、左右オフセット量を目標0.2㎜に戻したいと思います。