10/21(土) お遍路2日目。
6番札所 安楽寺の宿坊にて、朝5:00am起床。
出立の準備を整えて…6:30amから朝食。
安楽寺の宿坊は、宿泊施設も食事(馳走)かなり良かったです。ここは皆様にオススしたい宿坊でした( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
この良さの背景には、もしかしたら、ここ安楽寺が「旅行く人を泊め…馳走する」事に関して約400年の歴史をもつことが関係しているかもですね。
秀吉の四国征伐の後、阿波国に入った蜂須賀家政は、藩内の阿波五街道沿いの…真言宗の八つの寺に、10石ずつ補助金を与えつつ、街道を往来する人に、身分に関係なく宿泊と食事(馳走)を提供するよう御触れを出し、この徳島藩独特の政策を「駅路寺」制度というらしい。
その駅路寺指定された八つの真言宗の寺の中に、川北街道沿いの瑞運寺というお寺があり、その瑞運寺はのちに、四国八十八箇所の第6番札所の安楽寺に併合された為、安楽寺がその伝統を引き継ぐことになった模様です。
だからでしょうか(・・?
ここは「旅人をもてなすこと」を伝統としてとても大切にしているように感じる。
温泉もありますし、食事も美味しい。
「駅路寺制度」を引き継いでいる…お寺は、四国八十八箇所の中では、ここ「安楽寺」が唯一の存在だそうです。
四国お遍路をなさるときは、ぜひ400年の歴史を感じながら泊まりたいお寺です。
温泉と夜の真言宗のお勤め体験と朝夕2食付きで7900円ととても安かったのもびっくりでした。
そんな安楽寺を7:45am出発。
遍路道をテクテク🚶進みます。
Bikeだと一瞬の道程も、徒歩🚶♂️だと時間かかりますね。なんせ2㎞進むのに30分ぐらいかかる。10㎞進むのに2時間半程度かかります。
Bikeだと一瞬…なんですけどね_(^^;)ゞ💧
まっ、それだけ長く細かくゆっくりと風景を観ていられますから、例えば道端の木々や花々など、細かいところまで風景は味わえて、味わいの旅の濃さは半端ない。
7番札所 十楽寺。
またテクテク🚶1時間ほど歩きます。
とにかくひたすら歩く。歩く。歩く。
クルマやBikeと違って、地面のうねりや勾配をリアルな実感として強く感じます。
8番札所の熊谷寺。
感動的にものすごく立派なお寺でした。
そして9番札所…法輪寺。
四国には、お遍路さんを…お接待する文化があることを強く実感。
そこに弘法大師様が同行しているかもしれない…という感じで、もてなされているんですよね。
クルマも、お遍路さんを先に通してあげようと、僕たちが通過するまで待っていてくださったりするので、相手を待たせないように、こちらが慌てて小走りになったりする(笑)_(^^;)ゞ
お遍路さん相手の門前のお茶屋さんも、美味しい水と焼きたての大きな立派な焼き芋🍠をたったの200円で提供し、ひと休みさせてくれたりする。
営利ではできないおもてなしで…まさにお接待。
年配の方々が、とくに…なんですけど、ぼくのような初心者の小僧にも、深々とお辞儀しながら通過されるんですよね。ぼくも慌てて深々とお辞儀。
それは、もちろん、目には見えないけど、同行二人で弘法大師様がそこにいるかもしれないということへの眼差しに感じます。
お遍路していると、文化を肌で感じますね。
弘法大師様(空海)は、1200年の時空を経て、今でも全国でスーパースターだけど、ここ四国での弘法大師様=空海の存在感は、まさに別格。
何が違うって、過去の人ではなく、今もそこに存在しているとして扱われているところが違う。
愛され方が半端ないです。
Bikeでは通らない道をテクテク🚶歩く。
コスモスが綺麗でした。
10番札所 切幡寺はキツかった_(^^;)ゞ!
こんな装束で歩いています。
山の中にある山寺ですね。
山門抜けてからも333段の石段。
🍌バナナの木が生えてました。
次、11番号札所へ向かいます。
途中で休んで行って…という人形付のベンチがあったけど、怖くて座れないヨォ(爆)_(^^;)ゞ!
10番⏩️11番は約10㎞。遅い途中で昼メシ。
今日は27㎞歩く🚶日なので、ウォーキングで約1300kcalぐらい消費です。何食べてもうまい。
吉野川を沈下橋で渡ります。