昨日は、15時ごろに仲間のPitで、TMAX530 のクーラント交換。
このマシンのクーラント交換は約2.9万kmぶり。2万km毎がマニュアル交換指定なので、ちょっと引っ張り過ぎてしまったかもです_(^^;)ゞ💧
他の車種だと、ラジエター、クーラント流路、エンジン本体など複数箇所にドレンボルトが設置されていることもあるみたいですが、
TMAX530 の場合、クーラントのドレンボルトはこのラジエター部分のみ。
TMAX530 は、エア抜きボルトさえなく、ごくシンプルな構造。
そんな作業をやっている合間に、リザーバータンクの下のホースを抜いて、タンクからもクーラント排出&精製水で内部洗浄も行っています。
今回も、ワコーズのヒートブロックプラスをリピート。排出した古クーラントはエメラルドグリーンに変色していましたが、これが新品の色。
「ワコーズヒートブロックプラス」
エチレングリコール20~30%と…精製水比率の高いクーラントであるのがラベルから読み取れる。
冷却性能はかなり高そう。
だけど、精製水比率が高い…ってことは、もしかしたらライフはそんなに長くないクーラントかも(・_・?)
冷却性能が高いクーラントっぽいけど…
クーラント交換を定期的にきちっとやる…人にはとても良いクーラントかもだけど、もしかしたら、クーラント交換をサボりがちな人には、向いていないクーラントかも知れませんね\(_ _)。
うーん、アホすぎて僕にはわからず…ですけども、クーラントの世界は、どうやら、高価な高性能クーラントだから長持ちする…とかではなさそうな印象_(^^;)ゞ💦
リザーバータンクにも注入。
エンジンを…サーモスタットが開くまで、ラジエターキャップを外したまま暖気運転。
途中から、ラジエターキャップ部がゴッポゴッポ言い始めてくる。
それがエア抜き。
エンジンを停止。
エンジン/クーラントが冷えるとともに、ラジエターキャップ部の水面が下がっていくので、最後にラジエターキャップギリギリまでクーラントを補充(^-^ゞ
古いラジエターキャップは、ゴム部分に特段…目につく劣化は認識できなかったものの、今回交換しておこうと思います。
純正ラジエターキャップは2500円ぐらいと高いので、交換するかどうか?迷ったんですけどね。
これは新品純正ラジエターキャップ。
指で圧すと、想像以上にバネレートが高くてびっくり👀! 圧力を逃さないといけないほど水温が上がると、すごい圧力が内部にかかる事がわかりました。
最後に、廃クーラントを🔥燃えるゴミ処分する為、高吸水樹脂で固めたいと思います。
むっちゃ暖かいジェルが出来上がりました。帰宅して燃えるゴミとして捨てたいと思います。
お話しながら、TMAX530 2台のクーラント交換をし終わって、時刻は19時近く。暗くなってきました。
仲間のPitから帰路につこうとして、お見送りをしてもらっていたら、「ナンバー灯が切れているぞ(笑)!」っと教えてもらいました。
このTMAX530も10万km。Bikeは5~10万kmぐらい走ると、マシンは好調でも、いろいろ…灯火類のバルブが切れていきますね(爆)_(^^;)ゞ!
自分では気づきにくいので、本当にありがたい。
友だちに予備バルブのお裾分けをしてもらい…
ナンバー灯を交換…
もとい、交換してもらいましたm(_ _)m💦
これが切れたウェッジ球。
【Ryutaro の今回の学び】
1.クーラントはオイル同様に定期交換
(マシンを長持ちさせたいなら…)
2.クーラントには、エンジン冷却以外に「内部防錆」「内部洗浄」「ウォーターポンプシールの潤滑」「消泡」など、冷却流路にまつわる様々な役割を持たされており、その為の添加剤が添加されている。定期交換サイクルを過ぎても、エンジン冷却性能はそんなに落ちないが、それら冷却以外の部分の性能が下がっていくので、定期交換要。
3.クーラント交換には、様々な手法がある。
4.マシンによっては、ラジエターに/エンジン本体に/流路に…っと複数のドレンボルトがあったり、エア抜きボルトがあったり無かったり、マシン毎にドレンボルト位置がマチマチ(フレームを流路に使ってる場合、フレームにドレンボルトがあったりもする)だったり、クーラント交換作業はマシンごとに個性いっぱいっぽい。
5.もっと冷却性能が高いのは「水」。それに混ぜ物(添加剤)をすればするほど、冷却性能はおちていくが、エンジン冷却以外の仕事もクーラントには求められている。レーシーなクーラントになればなるほど「精製水」の比率は高まっていく??