いうならば平成最後の作業。

数年前から蔵壁が台風被害で落ちてます。

放置してた事もあり白壁を越えて荒壁まで被害が進んでます。
更に北側なんで陽当たりも悪く、木材の腐食と木喰い虫被害でボロボロです。
左官は激難なんで、母屋の壁修理に続いてこちらも板張りに変更します。
ボロさ限界ですが台風以外で被害は進行しないんで、簡易修繕で。
部解体済みの写真から。

開口部の枠組を造り直して胴縁を打っていきますが、土壁なんで胴縁を打てる柱を探すのが大変。
胴縁打ちが完了したら、あとは板張りを進めるだけです。
ただ足元が段になってるんで、脚立が使用出来ずに梯子でしか上部の作業が出来ずに非常に作業性が悪い!!!!!
しかも玄翁でガンガン叩くと土壁が落ちてくる始末なんで、必要最低限で釘打ちしないといけない状況でした。
作業性悪でしたが、無事作業は完了。
見た目と壁落ちの防止にはつながったはず。
 
ボロ家は辛いですな、何かしら修繕せなあかんところが毎回見えてきます。
あと数年の我慢か…。といいながらも作業自体は楽しんでます。