ココまでキツかったけど、やって良かった感じ。
僕は自分の欲求を満たす為に生きてると、それこそ後悔すると思ってます。
そんな価値観て、世界の最後の日に何するって聞かれた小学生が「プリン
とハンバーグを食べまくる」って言ってるのと同レベルです。
ま、僕も若いころに自分の欲望を満たそうと、自分の欲望最優先になった
こともありますが、ロクな気分にはならなかったですよ。それぐらい自分
の欲やら夢とかいうものを最優先に満たすなんてくだらない事。
自我の為に生きるというのは本当につまらないです。家族やスタッフや周
囲の人達の為になってこそ初めて本当の楽しさが湧いてくるものです。
周りが楽しいから自分も楽しくなるってもんですよ。
でもね、それにも限度ってものがあるかなと最近思っています。
やはり、人の事ばかり考えてると、自分の事が疎かになるんですよ(笑)
喜怒哀楽や時には感情的になる部分と言うのは、人間にとってある程度
は必要な事なんじゃないかなって思うようになっています。
達観とまでは言いませんが、あまり俯瞰しすぎるのも脳にとっては考え
物ですね。やはり心と身体にはある程度の刺激が無いと、どんどん老化
するなって事を実感してるんです。
結果も出たし、別にそこそこ幸せなんで、物欲も何も無いから駅前で美味
しいもの食べてお酒飲んでるだけで至極幸福なんですが、その反面、心が
動かされることも、そんなに無い訳なんですよ。
井上尚弥のKOシーンを間近で見て、近年には無いぐらい強烈に興奮し感動
したけど、それとはまた何かが違う(笑) ちょっと違うねんなぁ～www
所詮お金払って見てるだけのものですから。
それより、月曜日に少しだけ進歩した（元に戻った）自分のライディング
の方が、かなり心を揺さぶられるわけですよ(笑)
あえて速いクラスにエントリーして、最後尾を経験してるのも心地良いし
こんな底辺から努力してる事や、自分でバイクを整備してドロドロのクタ
クタになる事も、今の生活にはない久しぶりの経験ですからね。
今の時点でも、レースやって良かったなと思いますね。
この1カ月、全精力と時間を自分の為だけに使ってますから(笑)
好きな事やらせてもらってるから、周りに対する感謝の気持ち
も芽生えますしね。
安易に人を頼らず、先ずは自分だけでとことん努力してみるって
事も楽しさに繋がってると思います。人を頼ると愚痴が出る(笑)
だから今の僕はメカニックなんて頼みません。
体力的にキツイけど、この先も頼まないと思います。
自分で調べ、学ぶから成長するし、成長するから楽しいのです。
結果より、そのプロセスこそが大事。
全て自己責任という場にあえて追い込むから、やってる価値があ
るんだと実感しています。
あと、バイクに対する情熱が再燃しかかってる事も大きいです。
これも仕事に繋がる事ですからね。
どこまでやるかは未定ですが、何らかの形でサーキットとの関わ
りや活動は今後の為にも継続したいと思っています。
で、何気に見てた鈴鹿南コースのレースリザルト。
勝ってるのはレース界のレジェンド、斉藤光雄氏。
1983年の全日本250ccのチャンピオンで、8耐は27回出場。最後の
8耐となった2017年当時は還暦で、28位完走というオバケおじさん。
もう67歳なのに600ccで、ダントツのトップですよ(笑) 南コース
で54秒なんて、めちゃめちゃ速いっすよ。アスリートです。
ま、斉藤さんは特別だとしても、速い50代 60代っていっぱいいます。
僕より13歳も年上なんで、僕なんてまだまだ子供ですよね(笑)
僕も老化だのクソだの言ってる場合じゃないし、そんな思考はもった
いないなと。自分にはまだまだ時間が有ると思えてきましたね。
せっかくの人生ですから、何事も自ら限界を決めるんじゃなく、果敢
に挑戦したいなと思います。
ま、そうは言っても僕の周りのオッサンどもは、ボロ雑巾のクタクタ
オヤジが多いんでホント可哀そうwww
ゴルフなんてスポーツでも運動でもなんでもないから、あれじゃ若い
心と身体は保てないっすよね(笑)
影響されないようにレース頑張りますwww
身近な幸せを実感するとこは一番大切な事だと思いますけど、
幸せだからと言って、冒険心は忘れたらアカンな。やっぱり。
まだ体調不良が続いてますが、なんとかバイク完成しました。
オイル交換、クーラント交換、ファイナル変更、ゼッケンを貼って完成。
少しの整備でも、カウルを外したりとにかく整備性が悪いんで時間が掛
かるし体力も奪われます。やっぱレーサーが楽っすよね(笑)
一気にレーシーな感じになってきました。格好いい！
現場でバタバタするのは嫌いなんで、このままレースの車検もOKな状態です。
土曜日2本走って車検です。 作業は決勝用のタイヤ交換を残すのみ。
あとは転倒しないように。
そんな感じです。