井上尚弥を目に焼き付けてきました | 3000rpm

井上尚弥を目に焼き付けてきました

井上尚弥の世紀の一戦。過去最強のルイス・ネリ戦を観に行ってきました。

 

Uターンラッシュで、グリーン車もこの行列。

 

 

東京駅に着いて、真っ先に向かったのは皇居。

 

 

二重橋です。まずは天皇陛下にご挨拶です。

 

 

僕は東京駅から皇居のお堀の周りを散歩するのがとても好きなんですよ。

 

皇居を見る度に、近代の歴史と日本の偉大さを実感するんです。

 

 

皇居の西側、半蔵門前にデンと構える英国大使館。なぜこの一等地に英国大使館

 

が鎮座するのか歴史を学ぶたびに考えさせられます。

 

 

僕は井上尚弥は神風特攻隊の生まれ変わりだと思ってるんです。

 

あの鋼の精神力と集中力、身のこなしは、前世でゼロ戦パイロットでなければ

 

出来ない芸当だと思ってるんですよ。

 

 

そんな感じで、1時間かけて靖国神社に歩き、英霊に感謝の誠と、神様にお願

 

い事は絶対にしないようにしてるんですが、昨日だけは世界平和と井上尚弥の

 

武運を祈念しました。

 

 

そんな事を言いつつ、アホなオッサンはついついアルコールに手を出してしまう

 

という無礼極まりない行動に(笑)

 

 

内山チャンプもいらっしゃってて、ファンに揉みくちゃでしたね(笑)

 

バンタム級チャンピオンの中谷潤人チャンプや、ボクシング界のぺーぺー、那須川天心も

 

居ましたね。マジ凄い面々。 もうボクシングファンにはたまりませんよ!

 

 

この時点で場内ヒートアップです。 僕は目頭が熱くなりましたよ。
 
可哀そうに、ファンは布袋さんなんてそっちのけ(笑)

 

 

Kー1とかライジンとか、そんな国内だけの雑魚エンタメとは訳もレベルも

 

格式も伝統もすべてが違う、数百年の歴史を持つ、嘘のない本物の格闘技。

 

それがボクシングなんですよ。

 

 

ネリには凄いブーイングでしたね。こんなブーイングを聞いたのも初めて。

 

山中チャンプの事は、ファンも昨日のことのように覚えてますからね。

 

 

試合内容は報道の通り。 

 

1ラウンド目のダウンは目を疑いました。みんな何が起こったのか理解不能でした。

 

それぐらい衝撃的なダウンでした。

 

スリップであってくれとみんな思いましたもん。

 

事態を呑み込めず、会場が一瞬シーンとなりましたからね。

 

 

やはりルイスネリ。速いオーバーハンドのパンチは見てて恐怖を覚えましたね。

 

しかし、3ラウンド以降は安心して見れました。 

 

 

でもね、井上尚弥から人生初のダウンを奪ったネリに対しては、当初のブーイング

 

とは打って変わって、ファンはその実力を認めましたよ。

 

最後は拍手で送りだしましたから。

 

 

井上尚弥、彼は神です。

 

ひいき目なしに、全ての階級で世界ナンバーワンです。すべてが神がかってます。

 

全てのスポーツ選手の中でも人間の能力を超えてると思わざるを得ない身体能力

 

だと思います。

 

今の時点でデビューから5階級上げて、しかも無敗なんですから。さらに圧倒的。

 

 

ほんと、考えられませんよ。

 

 

具志堅用高も辰吉丈一郎も、誰ひとり井上尚弥の実力には足元にも及ばないです。

 

 

こんなハイレベルなボクシングをもう10年も見てるんですよ。

 

恐らく井上尚弥が引退したら、他の選手の試合がショボすぎて、僕はボクシング

 

ファンを続ける自信がないですね。

 

 
ほんと、僕の人生最高のスポーツ観戦になりましたね。
 
誰かと共有出来たら面白かったのかも知れませんが、今回だけは誰にも邪魔されず
 
試合に入り込むことが出来て超幸せでした。
 
行って良かったです。
 
出来れば井上尚弥の引退までの残りの試合は全部観たいと思います。
 
 

 

興奮冷めやらぬ感じで、宿の横の焼き鳥屋にイン。

 

 

若いころ大阪の北浜で金融マンだったという強面の大将と、むかし豊中の緑地公園

 

に住んでたという助手の兄貴と当然意気投合(笑)

 

閉店間際まで爆飲みで東京の夜は更けていきました。

 

マジ美味かった。

 

東京、ほんと食べるものが美味しくて良いよね。

 

 

滞在20時間でしたが、最高の思い出になりました。

 

ありがとう井上尚弥。

 

 

 

一生の宝物です。

 

 

 

そんな感じです。