自称「ビックリマン筋ジス大使」、だいすけです。

 

 

今月、ビックリマン悪魔VS天使シリーズ最新作、34弾が発売されます。

その前に、1年前に発売された、33弾について記したいと思います。

 

33弾は、超元祖ビックリマン32弾の続きとして、17年ぶりに発売されました。

悪魔VS天使シリーズファン?を参照してください)

 

超元祖ビックリマン・31弾完全編

惑星パンゲラクシーの中心地、アトランチン中核において勃発した聖魔究極戦。

この戦いを制したスサノオロ士が、アトランチン中核に眠る秘宝の力を呼び覚まし、

新世界・ジオ界を誕生させます。

  

 

これにより、世界は、旧次元と新次元に分かれます。

これまでの物語の舞台が旧次元。ジオ界が新次元。

 

旧次元では、新河軍のリーダー・アレキサンマルコが、突然、消滅してしまいます。

アレキサンマルコは、ジオ界を照らす太陽・ソルマルコとなったのです。

  

 

リーダーを失った新河軍に、悪魔の神・ダークマターが迫ります。

 

超元祖ビックリマン・32弾

ジオ界に、8人のゼウスが現れます。

   

   

 

彼らは、スーパーゼウス、ブラックゼウスに次ぐ、第3のゼウスの座を巡って争います。

 

スーパーゼウスとブラックゼウスの額に輝く双子星。

この時、すでにブラックゼウスは死んでいました。

ブラックゼウスが残した双子星を継承することができれば、第3のゼウスになれます。

 

双子星を巡る戦い・双子星相伝決戦の場に光太子が現れます。

光太子の発した光が、8人のゼウスのうち、7人が邪悪な存在であることを暴きます。

 

邪悪なゼウス達は、クロスゼウスを包囲します。

その時、旧次元から、スーパーゼウスの聖影が出現し、クロスゼウスに力を与えます。

 

クロスゼウスは、邪悪なゼウス達を撃退し、双子星を継承します。

そして、クロスゼウスは、第3のゼウス・ユピテルヘッドとなります。

 

 

ユピテルヘッドは、天使、悪魔、お守り達を、聖魔大移動(せいまエクソダス)へ導きます。

 

 

…この続きとして発売されたのが、33弾です。

 

33弾が、どんなストーリーかというと…

ユピテルヘッドが姿を消します。

ジオ界が崩壊し、悪魔の住む宙魔界と、天使の住む宙聖界に分裂します。

そんなジオ界の危機に、旧次元の天聖界から、スーパーゼウスが飛び立ちます。

ジオ界に向かうスーパーゼウス。

スーパーゼウスは、ジオ界に刻星光(スターサインビーム)を放ちます。

スーパーゼウスは、ジオ界に辿り着けず、力を失ってしまいます。

 

スーパーゼウスが放った刻星光により、宙聖界に、双子女児次神子が誕生しました。

 

ビックリマン公式サイト/33弾ストーリー

 

この双子が、この先のカギを握っているというのは、間違いないでしょう。

また、この双子には、母親がいるようですが、それが誰なのかは不明です。

 

 

33弾を見ての、僕の感想ですが…

悪魔VS天使シール1弾の、スーパーゼウスとブラックゼウスの双子が誕生し、

表層界が、天使の住む天聖界と、悪魔の住む天魔界に分裂したという展開に似ていて、

何か、振り出しに戻ったみたいで、残念に思いました。

 

32弾まで紡がれてきた、せっかくのストーリーをリセットしてしまった感じです。

わざわざユピテルヘッドの姿を消して、スーパーゼウスを登場させた意味が分かりません。

ユピテルヘッドは、何のために誕生したのでしょうか?

 

僕は、31弾完全編と32弾のストーリーが好きだったので、

ユピテルヘッドを存在させたまま、ジオ界も崩壊させずに、ストーリーを続けてほしかったです。

 

31弾完全編の、新河軍とダークマターの戦いの結末。

32弾の、ユピテルヘッドが導く聖魔大移動とは何なのか?

このあたりを、33弾で読み取れるようにしてほしかったです。

 

 

僕は、33弾には、大いに不満です。

ですが、34弾を見てからでないと、33弾の真の評価はできないとも思っています。

 

とにかく、今は、34弾の発売を待つしかありません。