今週の新興市場は、25日移動平均線より上の水準での値固めを想定する。売買代金が

増加しているなか、25日移動平均線も上向きに転じたことから反発基調が強まる可能

性もある。カバーやインテグラルなど時価総額が大きい銘柄の売買が盛り上がってい

ることは、投資家のマインドがようやく好転してきたと捉えることもできよう。今後、

出遅れ銘柄への物色が強まれば、上場後さえない推移が続いているアストロスケール

も反転し、ひいてはグロース市場全体がより盛り上がる可能性もあろう。 (fisco)