グロース250指数は週末まで6日続伸。5日移動平均線が25日線を上抜くミニ・

ゴールデンクロスも達成し、株価上は上昇傾向が強まってきている。一方で売買代金

は低迷を続けており、新しい資金がグロース市場に流入しているわけではなさそう

だ。
6日続伸も日々の上昇幅はわずか。14日は安寄り後に切り返す展開となっており、

価格的には力強く映る。ただ、13日はANYCOLORに刺激を受けたカバー が人

気化したことで売買代金が膨らんでおり、カバーは14日も活況。業績面への安心感

が高まっており、グロース市場のけん引役となっていく可能性がある。FOMC、日

銀の金融政策委決定会合を通過し、手掛けやすさも出始めている。
グロース市場は影響を強く受ける米国金利の動向などから追い風が吹いており、ナス

総合指数が連日で最高値を更新していることもポジティブ。現時点で積極的な買いは

入っていないが、チャートの良化で新しい資金を呼び込む可能性はある。今週は13

週線が位置する660ポイント近辺を目指す展開が期待される。(ウエルスアドバイザー)