グリーが8日発表した11年7月~12年3月期の連結決算は、海外展開などで会員数が

3月末時点で2億3400万人に増加し、純利益が前年同期比2.8倍の356億円だった。

同社が運営する交流サイト内で遊ぶ「ソーシャルゲーム」の利用が引き続き伸びた。

ゲームを有利に進める「武器」などへのアイテム課金といった、ゲーム利用者への課金

が収益を押し上げた。売上高は2.7倍の1181億円、営業利益は2.9倍の637億円になった。
12年6月期通期の連結業績見通しは従来予想を据え置いた。純利益は440億~500億

円を見込む。年間配当金は引き続き未定とした。(NQN他)


携帯電話などで交流しながら遊ぶソーシャルゲームで、特定のカードを数種類集めて

希少なカードを手に入れる「コンプリートガチャ」に対する規制について、グリーの田中

社長は8日、「より多くの方にサービスを楽しんでもらうため、利用環境づくりを継続する。

(ソーシャルゲーム関連6社でつくる)連絡協議会で議論し、指摘を受ければ真摯に取り

組む」とコメントした。コンプガチャそのものを継続するかどうかについては、「詳細は調

査中」と明言を避けた。コンプガチャをめぐっては、希少なカードが景品表示法が制限す

る「不当な景品」にあたる可能性があるとして、消費者庁が規制を検討している。

(Sankei Biz)


グリーやDeNAなどソーシャルゲーム関連6社でつくる連絡協議会がコンプガチャと呼

ばれる課金システムに対する自主規制を5月末までにまとめる方向で検討していること

が8日、分かった。連絡協議会は未成年者への高額課金問題などを受けて、ソーシャル

ゲームの利用方法のガイドラインづくりに着手しており、これにコンプガチャに関する自

主規制も盛り込む。コンプガチャは、景品表示法に抵触する可能性があるとして、消費

者庁が規制を検討している。(Sankei Biz)


5/9 急落。終値は159円安の1491円(-9.63%)。コンプガチャが景品表示法に抵触する

可能性があると報じられたことが、引き続き投資家心理の重荷となっている。加えて、

8日大引け後に発表した12年1~3月期連結決算は経常利益が前四半期比9%増の

245億円と四半期として過去最高だったものの、前四半期比の増益率は11年10~12月

期の36%増から鈍化。業績成長ペースの鈍化を嫌気した売り注文が出ている。四半期

決算前後に今期(12年6月期)業績見通しの上方修正が続いてきたこともあって、今回

の発表に伴う業績上方修正が無かったことも成長鈍化を意識する内容という。(NQN)


ソーシャルゲームの課金方法の一つコンプガチャに対して、消費者庁が規制を検討し

ていることをめぐり、グリーは9日、自社サイト「GREE」で提供しているゲームのうち、

自社で開発・運営しているものについて、コンプガチャのシステムを廃止すると発表し

た。同社は現行法(景品表示法)上、ただちに違法性があるとは考えていないが、各方

面からの示唆を受けて(サービスの)停止を決めたとコメントしている。(Sankei Biz)