内閣府発表の10年4―6月期国民所得統計1次速報によると

実質国内総生産(GDP)は前期比プラス0.1%、年率換算プラス0.4%となり、1―3月期

の前期比プラス1.1%からプラス幅が縮小した。増加は3四半期連続。
ロイターの事前調査では、4―6月期の実質GDPの予測中央値は前期比プラス0.6%、

年率プラス2.3%だったが、これを大きく下回った。

内閣府政務官は、GDP伸び率が鈍化したことについて、1─3月期のエコポイント関連の

駆け込み需要の反動が見られたと指摘し、テレビや自動車のマイナス寄与が主な要因だと

述べた。更に個人消費と設備投資の伸び悩みが今後、海外景気の減速や為替の円高、

政策効果のはく落という3つのリスク要因で下振れしやすい景気環境にあるとの認識を示し

「自律的回復の芽が今後摘まれていくことを懸念する状況」と指摘した。(reuters)