まるで天井知らずのように急騰してきた原油、穀物等の国際商品市況は

此処もと、弱含みに転じてきました。余りの価格高騰で需要が落ち込み

需給緩和すれば価格が下落する、所謂、需給メカニズムが働いたことに依る

もので、当然の帰結という向きもあります。 しかし乍ら、この度の異常な原油

穀物の高騰は、世界的な株安、$安で行き場を失った膨大な投機資金が流

込んだことに依るものです。経産省はその3~4割までが投機に依るものと

指摘していますが、個人の直感的には倍の6~8割程度と考えていました。

従って需給緩和したと言っても、あくまで一時的な調整に過ぎず、すんなり

沈静化に向かうとは、到底考えられません。米議会には年金基金やヘッジ

ファンドに依る投機資金を規制する法案が提出されているそうです。この

タイミングをとらえ、節操のない投機マネー即刻退場に向け重税を課す等々

あらゆる手立てを講ずべきです。先日、米商品先物取引委員会CFTCは

オランダの投資ファンドに対し相場操縦の疑いで刑事訴追しています。

議会は今秋に向け一段の監視強化を求めていくそうです。この際、手綱を

ゆるめることなく、徹底して暴走マネーを叩くべきと思います。