昨日の休暇の午後に、Eさんが手に入れた、新車のVストローム1000を拝んできました。

 

 茨城にある『ビーフライン』を流してきました。
 ビーフラインは、広域農道なので、信号も少なく適度なワインディングもあり、快適な道です。かつては通る車両も少なかったのですが、最近はバイク雑誌なんぞにも紹介されているらしいので、昨日もずいぶんとバイクが走ってました。
 10年前は誰もいない、ガラガラの気持ち良い道だったのですが、最近は記事の紹介のせいなのでしょうが、バイクの速度抑制の仕掛け(路面をデコボコにするアレね)がカーブのそこかしこに施してあります。たしかに、カーブを曲がり損ねて、路肩にブチ込んだダイヤ痕がいくつかありました。そういう輩がいるから、気持ち良い道がドンドンと少なくなってしまうのだ。 
 小生は、まったく速度に興味がないので、まあ、なんでもいいんですが、、、。

 

 

 さて、Vストローム1000です。
カラーはホワイト。WEBの記事だとレッドカラーばかり紹介されてますが、ホワイトは、大人の雰囲気が漂ってカッコよかったです。ヨーロッパで先行発売されたというのもうなづけるオッサン向け仕様に見えました。
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 さっそく所有者のEさんに試乗させてくれとお願いしたら、無下に却下。
 『慣らし運転が終わらないうちは、他人は乗せない』
 との非情の返事だったのですが、ビーフラインの折り返し地点で気が変わったのか、突然に試乗許可が下りたのでした。

 

 

 身長182㎝の小生が跨ぐとこんな感じ。ノーマルシートの装着車両ですが、足つきは踵までちょうどベッタリとつく感じです。
 小生のGSは、フットペダルをローダウン仕様に交換してあるので、Vストロームの膝の曲がりはいくぶんキツいように感じました。まあ、ここらへんは個人差がありますが、所有者のEさんは、まったく感じないと言っておられました。
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 さて、Vツインの1000ccのエンジンを始動させると、、、、、
 軽やかなエンジン音。
 国産の単気筒のオフロードバイクのそれとはまるで違います。震動も少なく、アクセルを捻れば軽やかにエンジンが吹け上がります。ヒュルヒュルと廻るエンジン音を響かせていざ発進。
 軽い、挙動が実に軽い。
 慣らし運転中なので3000回転程度で加速、ギアチャンジをしていきますが、吹け上がりがとにかく軽いです。そして、震動が少ない。GSの震動と加速感に慣れ切っている小生は、なんだか、あっけなく加速していくVストロームに違和感を感じます。
 というのも、震動が少なく加速していくので、加速とバイクの震動の一体感がないように感じるせいで、気持ち悪く感じました。
 慣らし運転中の個体なので、アクセルを一気に開いて加速していないせいもあるでしょう。

 

 

 ワインディングに入ると、、、、実に扱いやすい。
 『ヨッコラショっ!』っとバイクが倒れこんでいく感じがまったくありません。
 スーッっとカーブに吸い込まれるようにバイクが倒れて加速していきます。
 ちょっと不気味な感じ。この感覚は、車重と震動のあるGSだと倒れ込みのキッカケみたいな瞬間を体感しながら運転しているのに慣れているせいだと思います。
 なんというか、大げさに言うと、自動運転しているバイクでカーブに入り込んでいる感じ。
 たぶん、GSの時の1.3倍くらいの速度でワインディングの途中を抜けていると思います。自然にバイクが倒れ込みます。
 いやはや、なんとも。

 

 

 ブレーキもなめならかに、きっちり効きます。
 あと、クラッチは軽いです。GSなんかより、はるかに軽いですね。走行中に上腕に伝わる振動もぜんせんありません。GSと比較すると、ホンとにヘンな感じがしました。
 
 サスは、テネレやオフロード車と比較するとストロークが短く、GSなんかと同じ感じ。フニャフニャした感じはありません。セッティングをキチンと出すとピッタリ決まるのではないでしょうか。
 途中のストレートでは、思いっきり回転数を上げて走行してみたくなりました。
 
 スクリーンは、スクリーンを手で押し出すだけで、3段階の調整が簡単に、走行中でも可能だという優れモノ。
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 いや、このスクリーンの調整機能はじつにすばらしい。
 調整可能ということは、バタつきもあるのかとおもってましたが、まったくありません。小生のGSはエンジンの振動もらって、アイドリング時にはブルブルと震動してますが、Vストロームはスクリーンの震動はゼロです。
 
 マフラーはキャタライザーとの一体型なのだそうで、こんな形。
 静かな大人のマフラーです。
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 オプションで純正のハンドガードはこんな感じ。
 純正だと頑丈さに欠けるものが多いことがありますが、このハンドガードはBMWの純正ハンドガードよりはハードな衝撃にも耐えるでしょうね。
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 Eさんが持ち込みで納品時にショップに取り付けてもらったというツアラテック製のアンダーガード。
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 エンジンの真下にセルモーターやオイルフィルターむき出しの状態にあるので、山の林道に行って転倒する可能性を考えると、このアンダーガードは必須なように感じました。
 特にオイルファイルターは、ダートで段差を乗り越えてボッキリ、、、なんてことがホントにあるんじゃないでしょうか。

 

 

 燃費は昨日の慣らし運転中の数値が1リットルあたり20km。まあ及第点でしょう。

 

 

 トラクションコントロールが作動するような運転は試すことはできませんでしたので、そのあたりは未知数です。
 あとは、ダートに行ってどうなのか?
 吹け上がりの軽いエンジンがダートではどんなふうなのか、、、、、?

 

 

 全体の印象としては、スーパースポーツのようなエンジンをつんだデュアルパーパス車両。
 オフが2割、オンが8割。
 いずれの道も気持ち良く走れるバイク、Vストローム1000ABS、、、、そんな感じでした。

 

 

 ただ、1150GSが身体に染みついてる小生には、なんか変な感じというのは、短い体験走行でしたが、終始拭えない印象でした。
 軽やか過ぎるあたりにその原因があるのでしょうが、それは、慣れればすぐに解消するのでしょう。

 

 

 慣らし運転の終ったVストロームに、小生のGSは速度では絶対に敵わない、、、それだけは間違いないでしょうな。
 なかなか楽しい時間でした。