娘が修学旅行に旅立ちました。
 行先は定番の京都へ。

 小生も30年ほど前に行きましたな、、、
初恋の女性と同じ班だったので、移動の新幹線、グループ行動といつも一緒だった、、、夢のような修学旅行でありました。思えば、人生の運のすべてを1学期の席替えで使い果たしてしまったのではなかろうか?それほど幸運の修学旅行でした。

 さて、時は流れて娘の修学旅行なのですが、30年の月日を感じさせる驚くべきことがいくつかありました。

 その1
 修学旅行といえば、たとえ2泊3日といえどもそれなりに荷物がありますわな。娘は宿泊用のバッグなんぞ所持してなかったので新規に購入することになったのですが、そのときの娘の希望したバッグが『キャスター付きのバッグ』なのです。『友だちは、そんなバッグを買うらしい』という情報を得て、自分もキャスター付きのバッグにしたいと。

 判定:小生の独断で無下に却下

 小生は、とにかくあの、キャスター付きバッグは大きらいです。憎しみすら憶えます。アレをガラガラと引きずっている若者が階段やエスカレーターの昇り口でグズグズしていると後頭部をうしろから張り倒してやろうかと思うことがあります。あのバッグを引きずって携帯電話をいじくりながら突如として目の前で立ち止まろうものなら、頭突きのひとつも食らわしてやろうかと、、、というほど、あのキャスターつきのバッグを引きずる姿がキライだ。
 娘は大そう不満そうにしていましたが、ワタシのいうところも少々理解したようでした。
 実際には、どうやらキャスターつきのバッグなんぞをガラガラさせているのはごく少数の生徒だったようなので、何やらワタシは安堵いたしました。まだまだ日本国はだいじょうぶだと。

 その2
 修学旅行の2日前に娘が荷物を用意していたので、『なんちゅう気の早いヤツ』と思っていたら、なんと修学旅行の荷物は事前に宅急便で宿泊する旅館に送るのだと。
 なんちゅう怠惰なはなし。まあ、大荷物の中学生200人が電車に乗り込んできたら、まわりの客は迷惑ともいえるが、、、、まさか宅急便で全員分の荷物を事前に送るとは思いませんでした。時代は変わるのである。

 その3
 修学旅行といえば、こづかいなんぞ持って行って土産を買ってきたりしますわな。小生のころは、たしか上限3000円で、うまくもない八つ橋、湯呑み茶碗なんぞを家族のために買った憶えがあります。
娘の学校が決めたこづかいの上限額15000円。
 おいおい、15000円もナニを買うんやっ!
 八つ橋10個か20個か? 木刀なら8本くらい買えるんじゃないの?
 どうせくだらない無用なものを買ってくるに決まっているわけだから、5000円くらいでイイだろう、、、、っと思いました。
 ただ、少子化のご時世であるから、京都奈良あたりの修学旅行生むけの土産物屋の売上も減少の一途でしょうから、『ひとりあたりの客単価をあげてもらわんとウチらもやってられませんわ~ 潰れてしまいますがな~』ということなのかもしれませんな。
 京都の修学旅行生相手の土産物屋の救済的措置なのかもしれないなと。

 そんなこんなで、娘の修学旅行で、過ぎ去った時間を感じた5月。