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 東洋経済から出版された「新しい市場のつくりかた」(三宅秀道著)という本です。
電車内の壁面の広告を見て、なんとなく買いました。こういう類のビジネス本はほとんど読まないのですが、広告のコピーにひっかかりました。ハーレーダビッドソンジャパンがなぜ成功したのか、、、というコピー。

 商品開発においての、無から有を生み出す視点の在り方、あたらしい需要を生み出して成功した中小および零細企業の成功例などを挙げて、モノつくり側からの新しい市場の広げ方と広がり方について言及されています。

 特にひっかかったフレーズを残しておこう。
「商品が最初に求められるのは機能性、経済性といった科学的価値です。それが基本的な水準に満たし始めると、なおかつその商品が消費者の感覚に訴えかける美しさ、つまり芸術的価値が求められるようになります。そして、その商品の美しさがある水準に達すると、美しいだけでなく、その商品を使用している自分に価値があるかのような思いを満たすことが要求され、あこがれの対象と自己同一化できるような感覚が求められたりします。つまり宗教的価値が求められるのです」
記載してあることは、言葉にできない感性の上では当たり前のことのように思えるのですが、その当たり前がキチンと説明されているあたりが、読み進むごとに頭スッキリしてくるような感じ。

 この本は、介護関係の方が読むとよろしいかと思います。
装丁をみていたら、この本のカバーまわりのデザインは、よく知るグラフィックデザイナーによるものだった。表紙で本を買ったりしないから、ただの偶然。
自分で買った本ながら、あらためて定価を見ると2000円。その価値はまったくないね。
車両広告の宣伝費まで考慮されて定価がついてるな。
この手の本こそキンドルで300円くらいで販売するのが妥当かつ正しき電子書籍の在り方のような気がします。

 今読んでいる本は、もう、シビれるくらい楽しいんです。