先日、闘病していた親友が逝った。

 葬儀に際して、小生がやるべきことは何か。
 悲しみはもちろんであるが、今、このオレにやれることは何なのか。
 ちょっと、考えましたね。

 執行役員を務めていた親友のために、会社は社葬を兼ねた合同葬儀として葬儀を取り仕切ってくれた。
 
 600名を超える弔問客。
 彼の務める会社の社長から小生に与えられた使命、それは友人代表として弔辞を読むこと。
 初めて弔辞なんてものを、大勢の参列者の前で読み上げました。
 親友のために、、。

 当日の朝に仕上げた原稿。
 自分の想いをそのまま原稿にしたので、案外とあっさりとできあがました。。
 悲しみが心の底から沸き上がってきて、緊張もしなかったが、悲しみで少々声が震えた。
 しっかりしろと自分の心に言い聞かせ、溢れそうになる自分の思いを封じ込め、淡々とゆるやかに弔辞を読み上げることができた。

 棺に入った友の姿を正面に、遺影を見つめて。
 我ながら、自分の思うところきちんとつたえられたかなと。

 昨夜は、友の棺の囲み、仲間と一緒に朝まで過ごし、本当の意味での通夜をいたしました。
 線香を絶やさず、棺に眠る彼にたくさんのことを語りました。
 25年前の試合のビデオを流し、かつての自分たちの姿を画面に眺めて思い出を語りました。
 惰眠をむさぼるヤツもいましたが、小生は完全徹夜で朝を迎えました。

 親友の骨を拾い、たくさん手を合わせました。
 心のなかにできた穴ボコは、どんな形で埋まっていくのか、いまは想像もできないが、それでいい。
 あいつの家族といっしょに、ゆっくりと埋めていくさ。

 なんだか、またひとつ歳をとったような、そんな気分の秋の日なのだった。