運動会。
 そう、運動会の季節なのである。

 小生、このブログにも何度か記していますが、ウチの子供3人の運動会の観戦出席率は5割くらいだろうか。仕事があれば当然のように運動会なんぞは妻まかせにしております。
 子供の学校行事を軽んじる思考は、小生が子供のころの学校行事にまったくきたことがない小生の父親の影響でしょう。

 昨年は妻の両親が観戦するということで無理して参加しました。今年も休みを合わせることができたので、2年連続の観戦である。見に行ったとしても応援席の場所取りなんてしたことはなく、グランドの隅の隅のほう、応援席とは程遠い場所でテキトーに一家で弁当を広げておりました。今年もそんな感じでね、、、なんて思っていたら、前日の夕方に中学校のころの同級生から「一緒に場所取りにならばないか」との誘いの電話がくる。なんでも娘さんが6年生で最後だから1度くらいキッチリとした応援席で昼飯を食べようと奮起するらしいとのこと。でもひとりで並ぶのはイヤだから小生に声がかかったらしい。
 ゲッ!並ぶの、、、、?
 何時から、、、、、、?
 何番目になれば応援席の最前列になれるんだろうか、、、?

 友人と協議の結果、午前3時 校門前に集合と決まった。
 朝の5時集合という説もあったのだが、彼の調査の結果午前5時以後になると突然ならぶ人が増えるらしく、こうなりゃ深夜の丑三つ時にとなりました。
 
 その日は仕事が妙に忙しく、自宅についた時間は23時50分。
 もうすぐ「タモリ倶楽部」がはじまっちまうっての。
 風呂に入って、「タモリ倶楽部」を見ながら晩飯食って、翌日に用意する昼飯の弁当の準備を手伝っているうちに午前2時。妻は布団に入り、小生は30分ほど時間をつぶして、いざ小学校へ。
 深夜の住宅街をブルーシートを携えてトボトボと。
 寝静まった住宅街を歩いていると、意味なく怪しい感じがしますな。
 気分は、完全にドロボーって感じです。

 午前2時55分に小学校に到着。
 校門の前には、すでに人だかりがある。
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 キャンプ用のチェアに座る人。
 敷物を敷いて、毛布にくるまっている人。
 ブルーシートで身体を包んで寒さに耐えている人。
 携帯電話をいじくりまわしている人。
 人数にすると50人ほどはいただろうか。ほとんどが男性でしたね。

 3時ちょうどに友人が来て、ふたりで持ってきた折りたたみ椅子に座りこむ。
 列の中に混じってみると、イビキをかいて完全に寝込んでいるひともいました。
 いやはや、みなさん、我が子のためにがんばっておるのう。
 何人かは、我々のように顔見知りでならんでいるようでしたが、ほとんどの方が単独でしたかね。
 なかには、主婦のかたもひとりならんでしました。

 列の前のほうに、我が娘と幼稚園が同じだったせいで仲良くなった父兄の方がいたので、声かける。
 10番目だそうで、並び始めたのが前日の20時だとか。
 いやはや、エライの~♪

 持ってきたコーヒーで暖をとり、席を外して煙草を吸いながら友人とバカ話をする。
 空を見上げれば、半月が。
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 朝から天気は上々のようだな。

 朝6時の開門までの時間をジッと座って待ちましたよ。
 5時に30分には教員の方々が出勤し始めました。
 いやーこんなふうに早朝というか深夜から父兄に行列を作られたら、教員の皆さまも早くに出勤せざるをえなくなりますね。
 まったくご苦労さまです。
 運動会ってのは、教員の方々にとってはかなりの負担を強いる行事なのでしょうね。

 午前5時55分。校門から女性教員が現われて、番号札を最前列から配布し始める。小生のところで配られた番号札は「50」。
 50番目か。
 まあ、きっとグランド周りの席には入れるんじゃないのかな。

 6時ちょうどに開門。
 10人ずつ、校門の先に誘導されて、よーいドンでお好きな場所をお取り下さい、、、、ってことらしい。つまり、小生は第5レースに出場するということらしい。
 1レース、2レース、3レース、、、、そして小生の出場する5レース。
 どうも、グランド周りの最前列はすべて他の方に確保されてしまった模様。
 べつに最前列である必要はないし、日陰であることと、日中の太陽の方向を考慮してプール脇の木の下のスペースを狙うことにする。
 よーいドンで走る人もいたが、小生はゆっくりとした足取りで適当な場所を確保しました。
 時刻は6時22分。
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 シートを広げ終わったら自宅に一時帰宅する人がほとんどのようでしたが、小生はそのままの場所に運動会がはじまるまで留まることにした。一緒の友人も風呂に入ってくると帰宅。
 しばらくすると若手教員が、体育用具倉庫から必要備品を引っ張り出して何やら準備を始めている。
 茶髪の教員2名を発見。
 若手教員の話している姿は、ただのアンちゃんとネーちゃんですな。
 「これ、すんごく重くねーっ!」なんて言いながら平均台を運んでいるもみあげの長い男性教員の姿。
 「ちょっとマジ重いんだけど、、、」と呟きながら運んでいる24歳くらいの女性教員。
 
 『ちょっと、ネーちゃん。白のトレーニングパンツから下着が透けて見えてるぞ』と声をかけてやろうかと思っちゃいましたよ。
 まあ、教育現場の中堅教員と若手教員との意識の差はずいぶんあるんでしょうな。
 
 早起きは3文の得といいますが、いいもん見せていただきました。
 若い教員の普段の姿。
 たぶん、グランドに残っているのは小生ともうひとりのオッサンくらいだったので油断しているのでしょうな。
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 もちこんだ寝袋に身体を突っ込んで、朝の太陽を拝む。
 ブルーシートの青が、寝不足の目にイタい。

 7時20分ごろからポツポツと子供の姿が見えはじめ、8時にはほとんど子供が登校してきたのではないでしょうか。
 応援席にも人が埋まりはじめる。
 小生のななめ前の席を陣取ったグループの言動がどうも気になって、はり倒してやろうかと思ったが、運動会の席なので自重しましたが、かなりイライラさせてくれましたな。
 最前列を陣取ったのは自分の努力なので文句はないが、そこに夫婦で立ちあがってビデオを撮影しているのである。
 『おまえらがそこに立ったら、おまえらより後ろの人はみんな見えないだろ、ボケっ!』
 肩からさげてるルイビトンのバッグを引っ張ってその場に横倒しにしてやろうか、、、、と思いましたが、これも自重。
 そのグループからは小生にはなんの実害もなかったのですが、妙にイライラさせられました。

 後から妻に聞いた話だと、そのバカ女はアホで有名だそうで、だれも近寄らないのだとか。
 だったら、やはりあの場で張り倒しておけばよかったと少々後悔。

 息子ふたりの通っている小学校は小生の母校。
 あの当時、こんなに応援席が混みあっていただろうか。
 児童の数は半分近くに減っているはずで、あの当時はこんな状況ではなかった。
 並ばなくてもそれなりの場所があったはずだ。
 その理由を真剣に考えてみたのですが、原因はふたつ。
 
 ひとつはそれぞれの家族が地面に広げる敷物。
 小生が子供のころの運動会の敷物といえば、ゴザ。
 ゴザしかありえなかったのである。
 ゴザのサイズは1帖と相場が決まっていたから、ひと家族の占有面積は1帖だったのである。
 それが、いまや大きなブルーシートを広げる輩がほとんど。
 ひと家族の占有面積がとても大きくなっているのだ。

 そして原因のもうひとつ。
 ジジババの参加である。
 かつてでも、たしかに孫の姿を見ようとする爺さん婆さんはいましたが、それは2世帯で同居している農家とか大地主の家族のような、ごく少数派だったはず。それが今では遠方に居住している爺さん婆さんも、わざわざ見に来ているようなのだ。
  
 キッチリと応援席におさまって見る運動会。初めての体験でしたが、案外と落ち着いていろんな競技を見れるもんですな。
 運動会への参加意識も高まります。
 10時ごろにトイレに行くと、同じ集合住宅に住む、次男と同じクラスの女の子の祖父の方を発見。声をかけると朝5時からならんだのだか110番目で、教員の座す本部席テントの裏側でまったく見ることができないと嘆いていたので、小生が確保した場所で一緒に観戦してもらうことに。
 年寄りが運動会を見ることもできない場所で立ち続けるのはつらかろうと、、、、おおっ、なんと敬老意識の高い小生。
 競技のあいだは、その場所をお譲りすることにした。
 みんなでつめれば、おとなの8人くらいは座れるのだ。
 
 競技はすすみ、午前最後の低学年リレー。
 次男坊は昨年に続き、リレーの選手になったとよろこんでおりました。
 第4走者でバトンを受けたが、そのときはなんとビリ。
 多少差はつめたものの、ビリでバトンをうけてビリで次の走者にバトンを渡した。
 見せ場はなかったものの、必死に走っとりました。

 長男が頑張っていたのが『ソーラン節』
 なんだか伸びやかな躍動感ある身体の動きを見せて、本人も楽しそうにノリノリでやっている姿が目に入る。
 大丈夫か、、、あいつは。
 運動会の遊戯系のものなんぞ、ただの1度も真剣にやった記憶のない小生は、指先まで伸ばして踊っている長男の姿に少々心配になりました。

 妻に言われてビデオも多少撮影しましたが、ほとんど身が入らず。
 ビデオをまわすことよりも、すべての子供に拍手を送ることのほうが大切なはずだ。
 (お~我ながら、なんという正論)

 なんだか、いろいろ考えた運動会でした。
 結論としては、小生に応援席は不釣り合い。やっぱり体育館の軒下ぐらいがちょうどいいということ。
 子供の学校生活が見えすぎるのも良くないなと。
 勝手に子どもらが学校を卒業してくるくらいがお誂え向きだな。
 内心妻はたいそうウレしかったらしいが、来年はどうかご勘弁いただきたい。

 まあ、こいつらが喜べば、、、来年もありかな。
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 帰宅後に妻を労い、晩飯はラーメンに餃子という中華屋のような献立を小生が担当したことはいうまでもない。
 ビール飲んで、36時間ぶりの布団でグッスリ寝ました。

 来年には、来年の風が吹く、、、、。