なんでも正直に書けばいいというものではない。

 がしかし、書いてしまおうホトトギス。
 妻が患った病は卵巣の病気。
 つまりは生殖器の一部ですな。
 手術の方法によっては、腹部を切り開くのではなく、女性のアソコから切り開く膣式手術なんてのもあるそうで、そのほうが傷も残らないらしく、回復も早いそうでアメリカなんぞでは広く行われているそうな。
 しかし、アソコから切り開くなんてことをしたら、その後のアッチ方面、、つまりは夫婦和合の時間はどのようにするのだろうか?
 
 幸いにして、妻は普通に下腹部中央を切り開く開腹手術だったわけで、そのような心配はいらなかったわけですが、、、、。
 いったい退院後、いつから夫婦和合の時間なんぞを行ってよいのやら、、、。
 退院後1週間くらいしたときに、そんじゃま、とりあえず、無事に退院のお祝いということでイッパツね、、、なんて話をしていたら、馬鹿を言うなと一喝されました。
 それでは、いつからどのように、夜のイベント開催いたしましょうか?
 妻が是が非でもとお願いしたいと、、、そんな日を待てばよいか。

 させぬなら、殺してしまおうホトトギス
 させぬなら、やってほしいと言わせてみようホトトギス
 させぬなら、させるまで待とうホトトギス

 戦国の武将なら織田信長のような男が好きな小生。
 『させぬなら、他でやろうかホトトギス』という手もあるが、それではなんとも『これっきり これっきり もうこれっきりですか~♪』という山口百恵の『横須賀ストーリー』みたいなことになる引き金にもなるような気がして、それはイカンのであると自戒の念がございました。
 現代日本人の基本理念は徳川家康が祖であると考えている小生は、ここはひとつ家康のようにいこうと決めました。

 『させぬなら、させるまで待とうホトトギス』

 そして、先日、ついにホトトギスは鳴きました。
 さて、どうしたものか。
 やさしくね。やさしく。
 なんだが、ちょっと久しぶりなので、まるで初めての女性と交わるような、へんな緊張感がありましたな。
 終戦後に妻が、 
 『ホントは次の外来診察まで、控えろって言われたのに、、、』なんて嘘か真かわからんようなことを意味深な貌で言うんです。
 この夜をもって、妻が日常への完全復活と言えるでしょうか?
 言えるハズがない。
 はい、ごもっともなご意見で、、、、。

 でも、牛乳とかビールとかの重たいものは、小生が仕事帰りに深夜のスーパーで買うようにして、ちゃんと妻のことも労わっておるんですからね。
 まったく、ホントに、もう、、、、。


 おわり