昨日のこと。

 小生の帰宅時間は遅い。
 月のうちの半分以上は、23時ごろの帰宅である。
 子供らに早寝を徹底させているので、小生の帰宅時間に子供らがまだ起きていることはほとんどない。
 ただ、娘は春から中学生になったので、帰宅後に顔を合わすようになった。
 ほとんどの場合は、ベッドに入る間際だったりするのだが、たまに机に向かっているような時もあります。

 小生が中学生1年生のころはどうだっただろうか。 
 だいたい12時ごろに眠りについていた記憶があります。
 中学2年のころには、ラジオの深夜放送なんてのをベッドにもぐりこんで聞くようになったのかな。
 深夜1時に始まるニッポン放送の『オールナイトニッポン』なんてのをよく聞いとりました。
 月曜日が中島みゆきで、あとは、水曜日がタモリ、水曜日の3時から始まる2部が長渕剛だったかな。
 長渕剛の2部のエンディングソングの「ほこりまみれのジーンズ」という曲で、
 『風吹く夜は ここに来て~♪ 昨日と明日を ふるいにかける~♪』
 なーんて曲が流れる頃には、すっかり夜が明けて、そのまま眠らずに剣道の部活に行ったりしました。
 
 我が家の娘は、ラジオなんて聞いている形跡はまったくありませんな。
 でっ、昨日のはなしです。
 自宅に帰ってみると、娘はまだ起きていました。
 ちょっと声をかけると、何やら暗い顔をして、こちらを向き、すぐに手元に視線を戻した。
 なにやら勉強のことで、また暗くなっとるの~♪
 と感じながらも、そのまますぐに風呂に入って、風呂あがりのビールで至福の時間。
 妻に聞くと、今日は帰宅後からずーっと机に向かって、ウダウダ、ダラダラと勉強をしているらしい。
 先ほどの娘のクラーイ顔が脳裏をかすめ、ちょっと様子を見てみるかと飲み差しの焼酎を片手に、娘の部屋に行って声をかける。
 振り返る娘の目つきがヤバい。
 問題がわからなくなっている時の、うすら涙目の必死をこいている目つきだ。
 何をやっているのかと問いただすと、期末試験の数学の間違えた問題をすべて見直すというものだった。

 娘はおそらく、算数がきらいだっただろう。
 そのことは、小学生のころからの言動や彼女の思考の方向性を観察してとっくに承知しており、いったい中学生になって数学なんてのになったら大丈夫だろうかと思っておりました。
 おそらく、理科系の脳みそなんぞまったく持ち合わせていないように見える。

 期末テストの自己採点の結果をみると、65点になっている。
 おいおい、大丈夫か。
 答案用紙をみると、答えの記入がない回答欄もあった。
  
 ビール2本と焼酎が少し入っていたが、本腰入れて数学を教えることにする。
 時刻は23時45分。
 教えてみると、どうにも数学的センスがない。
 というか、お前はホントに授業を聞いとるんかっ!
 と怒りたくなりましたが、ぐっとこらえて、じっくり丁寧に、過去の算数の勉強にさかのぼって教える。
 分数と割り算の関係が、ボンヤリとしているらしく、そのあたりを徹底的に。
 さらに、テストの間違いを見てみると、文章から数式に置き換える問題が半分ちかく白紙答案だ。
 このあたりは、どうにも数学的センスの部分でもあるのだが、まだ中学1年生の初歩の数学でこのつまづきようは、ちょっと放っておくわけもいかぬ。
 徹底的に教えているうちに時計を見ると、午前1時30分。
 ありゃま。
 ちょっと遅すぎるかと思いながらも、疑問点の完全解消のためにさらに深夜の家庭教師はつづき、午前2時10分に終了。
 娘は、うつらうつらしながらも無事に全問の見直し終了。

 小生も冷めた晩飯の続きを食べて就寝。
 4時間後の6時15分に起床。
 おっと、娘を起こさなければと思って、彼女の部屋に行くと、、、、
 なんとすでに起きていて、机に向かっている。

 げっ、まさかあのまま寝なかったのか。
 娘にたずねると、他の教科のやり残した問題があるので、5時30分に起きてやっているとの返答。
 おいおい、その根性があるのだったら、最初から勉強しとけっ!ちゅーの。
 まったくトンチンカンな娘よ。

 あ~これからがドンドンと難しくなる数学。
 小生も解けるか心配だぜよ。