昨日、愛する(ホントか?)妻が病院から退院してきました。
 月内には退院できるかもと聞いていたが、前日に突然通達がありました。担当医から直接説明を小生が聞いたわけではないのですが、切除した腫瘍細胞の病理検査の結果も良性、つまりはガンではなかったとのことで、いやはや、安心いたしました。
 午前中から病院に行くと、元気そうな笑顔を妻が見せてくれた。
 かわいいな、、、、と本気で思いました。

 愛おしく、かわいいものに見えたのは何年ぶりか。
 子供をひとり、ふたり、さんにんと、、、出産するたびに態度がふてぶてしくなっていくと感じていた小生。このときばかりは本気で、妻が小さく、弱く、かわいいものに見えました。
 
 まったく、人の気持ちってのは、いろんなことですぐに変化していくものですな。
 

 身支度をさせて、荷物をまとめていると、会計担当の方が説明に来てくれた。公立病院だったこともあり、予想していた金額より少なかったですね。今回の入院費は妻が加入している生命保険の手術給付金と入院保障でほとんどの経費を賄えそうだ。生命保険のお世話になるのは、小生のアニサキス寄生虫の件以来の2回目である。まあ毎月支払っている保険料が、こんな時に気持ちを軽くさせてくれるもんだ。
 お世話になった看護師の方に簡単に挨拶をすませ、病院の門をくぐる。
 妻は、シャバの空気が眩しいらしく歩みが遅い。
 小生も、学生時代に脳外科に3週間入院した経験があるが、退院した時にのことはよく覚えている。やたらといろんな音が耳につき、なんだか視界にはいるものすべてが眩しく見えたものだ。
 自宅に着いて、事情を知る近所の方に声をかけられる。
 小生たちの母親世代の方なのだが、なんとも年配の方らしい配慮と優しさのある言葉が心に響く。

 自宅の玄関をくぐる妻は、ちょっと落ち着かない様子だったが、残り物の食材でラーメンなんぞを作って食べさせる。
 よく考えると小生もちょっと疲れましたね。
 具材の少ないラーメンをすすりながら、彼女が体調を崩し始めたころからの日々を振り返った。
 小生も妻も、そして子供たちも良い経験になったかな。
 家族のまとまりと、子供たちの自立という意味では、今回の妻の疾病は良いキッカケとなりました。
 悪い方向には考えず、良い意味での方向転換ととらえよう。
 次男坊の言っていた
 『悪いことがおきたから、これからは良いことがおきるんだよね』
 ってのが現実となるようにいろいろと真面目に努力してガンバりましょう。

 晩飯は久しぶりに5人そろって食べました。
 家族の健康が最も大切なことなんだと、当たり前のことをあらためて感じた昨夜でした。