今朝の出来事。

 出勤途中の道すがら。
 自宅から駅に向かって歩いている小生の前を、年齢でいうと22歳くらいのふたりの女性が歩いていた。
 ひとりは片手に火のついたタバコ。
 もうひとりは、片手にドトールコーヒーあたりで購入したと想像できる、ストローを差したアイスコーヒーのカップを持って歩いていた。
 所在なげの、ちょっとブラブラした足取り。
 まあ、ごく普通のOLにも見えるふたりだった。

 そんなふたりを小生が追い越そうと、近づいたときに、突然アイスコーヒーを手にしたほうの女が歩みを左によせて、しゃがみこんだ。

 突然、ななめに歩くじゃねーよ、バーローっ!
 と思ったのもつかの間。

 その女が何をしたかというと、
 飲み終わった空のコーヒーカップを道端に置き去りにして、捨てたのだった。
 ふつうにしゃがこんで、そのままポイと。
 そして、また、そのまま何事もなかったように歩き始める。
 ゴミが散乱しているような道路ではなく、住宅街の静かな道路である。

 空のカップを拾い上げて『忘れもんだぜっ!オネーチェン』と、パー女の頭に投げつけてやろうかと思いましたが、止めました。

 
 日本が変わっていく、、、、。
 そんな実感がしました。
 人として、大人として、あるいは女として、、、美徳とか道徳というものが消滅していると。
  
 ガムを捨てれば罰金、窃盗をすれば鞭打ち、麻薬をやったら即死刑となるシンガポール。雑多な人種がいるなかで国家としてのアイデンティティを保つために厳罰主義で統制されている国家。
 日本もそうなるのかなと。
 性善説なんてものは通用しなくて、性悪なものを罰則で縛っていかなければ、規律は保たれなくなるのだろうか。
 
 そんなことを考えながら駅に到着。
 日曜日の空いた電車内。
 2組の家族連れが隣の駅で車内に乗り込んできた。
 乗り込むやいなや、5才くらいのガキが、電車の床に座り込んで携帯ゲームをおっぱじめる。
 自分の子供を咎めるわけでもなく、普通に車窓を眺めている両親。

 どうなっておるのだ、わが祖国日本。
 家庭教育か?
 学校教育か?
 躾けるべきは、親か子供か?

 この現実を肯定して生きていくしかないのだろうか?
 わが祖国が音をたてて壊れていくような気がした、今日という1日の始まりだった。