ついに行ってきました。初登山! 丹沢の塔の岳。
 中学の頃の同級生に再会したのをきっかけに、ついに登山する日がやってきたのだ。同行してくれる菊池は、大学の頃には体育会ワンダーフォーゲル部に籍を置いていたような山のエキスパート。果たして体力が下降線を辿っている小生は、彼についていけるのか、、、?

 前日には酒を抜け!と菊池から指示されいた小生は、素早く晩飯を食べて子供らよりも早く21時には就寝いたしました。早朝4時に目を覚まし、車に乗り込み同行してくれる菊池を迎えに行く。中学時代の同級生なので、車で5分も走った彼の自宅前で奴を拾い、丹沢のヤビツ峠へと車を走らせる。
 早朝5時から行動を始めるなんて久しぶりですな。
 7時30分にはヤビツ峠の駐車場に到着。途中の道路は一部凍結しておりましたが、念のために事前にスタッドレスタイヤに履き替えておいたので無事に登山口駐車場に到着。
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 ヤビツ峠の駐車場には雪も残ってましたね。
 身支度を整えて、いざ!
 新品のザック、生まれて初めて履く登山靴、安売りしていたストックも念のために準備いたしました。身につけるものは、すでに持っているものを適当に見繕って着こんでみました。
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 気温は、5℃くらいだったのでしょうか、、、、こんな姿で意気揚々と8時15分にヤビツ峠を出立。

 最初の昇りが少しキツイよ、、、、と聞いてはおりましたが楽勝楽勝~♩
 ドンドンと登って行きましたよ~♩
 還暦は過ぎたであろうオヤジさんも登ってましたが、抜き去る小生の快調ぶり?
 小股で重心のブレを少なく、、、、パンダ親父さんの忠告も守りながらドンドンと登る。
 先を行く菊池は、小生の登るペースを背中で意識してくれながら、小生のスピードに合わせてくれているようです。
 20分も登ると汗だく。小股を意識しているつもりが、だんだんとそうでもなくなってきて、、、、。
 うーん、きつい。
 息が切れる。
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 道には雪もついている急坂もあったりして、、、、。
 うううう、息が切れる。
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 登り始めて、50分もするとすっかり笑顔が消えて、、。
 どこまで登るんじゃ~
 
 ド初心者の小生、、、ペース配分と自分の体力を意識せずに登り始めたので、ニの塔に到着するころには少々バテ気味。
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 先ほど追い越した還暦過ぎの登山家のお父さんにも追い抜かれ、、、、。
 ヒーっ、ツ、ツツ、ツライ。
 菊池と馬鹿話をしながらも必死に登る。
『菊池~どこまで登るんだ~』
 すると、はるか向こうに見える山を指差し、
『あの山の向こうの山頂』とシレっと答える。
 ヒエーっ。あの山の向こう、、、あの点みたいなところ、、、、。
 足腰の筋力に不安を感じた小生、ここで早くも持参したストックを投入。ストックは膝への負担が軽減してくれるようですし、何より歩くリズムが取りやすくなったような気がしました。
 ストックなしには、もう小生は歩けないわ。
 やがて、小生の希望した鎖場も登場。
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 うーん、ホンマの登山者みたいではないか、、、。
 それにしても、どこまで登るんだ。
『菊池~どこまでいくの~』
 もうそればっかり。そのたびに菊池は、地図を取り出してくれて、現在地点とあと何キロ、どれくらいの時間を歩くと山頂なのか小生に教えてくれながら勇気づけてくれる。
『菊池~山頂はどこなんだ~』
『菊池~山頂は、、、、、』
 今から思うと、同行してくれたのがやさしい性格の菊池でホント良かったと思います。これから自分が歩く行程をロクに調べもせずにグズグズ云う小生を叱咤することもなく、にこやかに答えてくれる。かなり足手まといな存在になっていたと今では反省しております。
 大腿部の筋肉なんてピクピクしてました。

 山頂で昼飯の予定だったのですが、小生がバテていると判断した菊池は、途中で昼飯にしようと進言してくれました。時刻は12時10分。山頂まではもうひと登りだったでのすが、体力と気力が小生には山頂まで持続できないと判断してくれたのでしょう。
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 コンビニ弁当とカレーヌードルなんぞを腹に入れて、、、、、うーん、山の昼飯。
 絶景に囲まれて、コーヒー飲んで、いやはや満足。
 
 同じ場所で、年配の方も昼飯を食べておりましたが、足取りは軽やかでしたね。
さあ、昼飯食っても、まだ山頂まではもうひと登りあるのだ。飯を食ったら、すっかり回復してドンドンと登りました。40分ほどで山頂に着いたでしょうか。
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 富士山が目の前にそびえる。
 あ~絶景かな。
 北富士演習場で陸上自衛隊の皆さまがぶっ放している砲撃音がコダマしています。
 しっかし、こんな山頂に立派な山小屋があるんですな。驚きました。
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 山頂で記念写真。
 どこぞの魚屋のオッサンが山登りしてるみたいですな。
 まったくスタイリッシュでない自分の姿、、、、山ガールならぬ、山オッサン。
 
 山頂には8名ぐらいの方がいらっしゃったでしょうか。ほかの山から縦走しているという年配の方もおりました。いやいや、体力を維持して山登りを楽しんでいらっしゃる方もたくさんいるのですな。
 30分ほど滞在して山頂を出発。
 登ってきた道をピストンで下ります。
 下りは、けっこう意気揚々でしたね。
 話し続ける余裕もあって、菊池と昔ばなしやバカ話を続けながら楽しく下りました。
 こんな鎖場で写真も撮ってもらい、、、
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 うーむ、子供らにこの写真を見せて、小生の雄姿を自慢してやろう。

 いや、やっぱり体重が重すぎますな。
 登りでヒーヒーしていたのは、無駄に重い身体のせいでしょうな。
 下りはそれほどでもなかったですかね。

 16時30分に無事下山。
 想像していた以上に厳しい登山でした。
 イヤになったかというと、そうではありません。
 もっと違う山に登ってやろうという意欲が強く湧きました。そして体力をつけようと。

 下山後は、車で20分ほどの温泉の露天風呂につかって、こりゃ天国~♪
 冷え切った身体を温めて気分爽快で帰路につきました。

 今から反省すべきは、行路についてまったく知識を持たずに登ったことです。目標を自分のなかで意識していないことが気力の充実の持続力に関係していることが理解できました。
 山は、小生に計画と事前準備が成功へ導いていくれることを教えてくれたように思います。

 45歳の初登山。無事に任務完了となりました。

 そして翌朝。
 身体の芯がフラフラします。体幹の筋肉が衰えているでしょうね。
 なまった身体を鍛えなおしてやろうと、冬空に誓うのだった。