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 読書の突然の方向変換、坂口安吾に突入です。
 もともとは、他の本に紹介されていた短編歴史小説『二流の人』を読むべく購入いたしました。坂口安吾といえば『堕落論』について高校だか中学だかの授業で名前を聞いたことがあるくらいで、目を通してみたことは一度もありませんでした。
 読んでみますと、なんだか突発的にすべてのお話ははじまるように感じました。著者、坂口安吾は唐突に読者の心のなかにはいってきて、『おれはこんなはなしをかいて、おまえにこうかんじてほしいのだよ!おわりっ』っと、なんだかそんなふうに生きてきたのではないかと。
 なにかのために必死に生きた人を描き、無常と空虚の人間社会を問いただしたかったのではないかと。

 『白痴』。人間社会の本質とこの世で生を送り続けることの意味をとわれているようで、小生の心になんだか重いもの置いていったように気がします。

 うーむ、次は『堕落論』に行くしかあるまい。