
翻訳本なので、ちょっと読みづらい本だろうな~と思って読み進めたのですが、、、
まず、翻訳者がすばらしい!難解になりがちな数字の置き換えや、数値のたとえが実に日本語に適して翻訳されています。翻訳者は奥付に斉藤隆央とありましたがきっと理系知識バッチリでかつ翻訳のスペシャリストなのではないでしょうか。本中にある天文学的な事柄をすべて理解しているの理系翻訳者もしくは天文学者で英語も堪能でかつ文章も書ける、、、そんな人なのでしょう。
この本が日本でそこそこ売れているとしたら、この翻訳者の功労がもっとも高いのではなかろうかと感じました。
さて、本の中身ですが、、、、、、
おもしろい、楽しい、、、でもちょっと重いです。
何が重いかと言うと、
地球、もしくは太陽系、もっと大きく銀河系、、、さらにいうと宇宙全体に必ずや終焉のときが来ると書かれているからです。万物は死すというますが、星も死を迎えるのだということが、実に重いのです。未来永劫続くと信じながら生きている人類、、地球、、太陽は、すべて消えてなくなるというシナリオが具体的かつ科学的に書かれています。
そんなことは、知ってるよ、、、と小生も最初は感じながら読んでいましたが、ここまで数値的なことも含めて論じられていると、ちょっと暗くなりました。
9章にわたって、今後の永い未来のあいだに地球がさらされるであろう危機が書かれていて、実にわかりやすい。たとえば、地球と小惑星が衝突する可能性や、太陽が燃え尽きるときに地球がさらされる灼熱地獄や、ブラックホールに地球が飲み込まれる可能性とそれまで時間などなど、、、、。
また、地球外生物と出会える可能性なんてのも言及してます。
読み終わると、宇宙の誕生から、その終焉までの歴史が頭に入りました。
本のタイトルから想像する以上に、宇宙全体の知識や、宇宙の全体像が理解できます。
いやはや、今夏の北海道ツーリングで眺めることができるであろうキレイな星空に、小生は何を感じることができるだろうか、、、。
ちょっと宇宙が好きならハマること間違いなし。
おすすめの本です。