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 『零式戦闘機』『戦艦武蔵』につづく吉村昭著の『羆嵐』です。
 ちなみにヒグマのことは漢字で「羆」と書くらしい。

 1915年に実際に起きた「三毛別羆事件」の記録小説です。
 冬眠しそこなったヒグマが民家を襲撃し、7名が死亡し3名が重傷をおったのだそうです。

 ヒグマが、最初に襲った女性の臭いを憶え、女性ばかり追い求めたことなどヒグマの恐ろしさがじつにリアルに描かれています。
 この本を読んでいたら、一昨年の北海道ソロ林道ツーリングはありえなかったような気がします。林道に入る時に、刃渡り18cmのナガサを腰に携え、熊スプレーをリアバックにくくりつけてましたが、そんなもんじゃ到底敵いっこありませんね~♪
 熊笹が左右に広がる山道を登って行った時の、あの緊張感が蘇ってきました。今にも熊が顔を出すのではないかと、ビビりながらやたらとホーンを鳴らしまくって走り続けたダート。

 あ~怖かったけど、もう1度北海道のダートに行きたくなってしまいました。

 次に北海道の林道に入るときは、トカレフかデザートイーグルのような強力な破壊力をもつ拳銃でも密輸して、懐に入れておくべきだな、、、、。

 それにしても、、、吉村昭の本は楽しい。