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 城山三郎の『この命、何をあくせく』です。
 四十半ばが近づいてきたせいか、こんな本がなんとなく気にかかるようになってきました。
 自分自身が歳を重ねるにあたって、心構えといか、生き方の見本というか、哲学をもって日々を送りたいと最近考えるようになりました。遠藤周作のような老い方(老い型かな?)が理想に感じたこともありました。死や老いの恐怖に怯えるのではなく、肯定的に、そして、楽しみながら。

 この本にも、城山三郎氏の老いを楽しんでいこうという心意気が感じられた。
 しかし、妻の死を語る言葉だけには、とても暗い影を感じる。

 読後には、
 やっぱり、妻より先に黄泉の国に行きたいものだと、、、そんなふうに、また、思えました。