久しぶりの純文学、芥川龍之介の『地獄変』です。
 この文庫本は、小生がバイクに乗るキッカケを作ってくれたEさんが突然小生にくれた本です。たまにはちゃんとした文学を読めっ!というつもりでくれたのかしらん、、、。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1467308/img_1467308_58503720_0?1240044496
 古い本です。紙は茶色に変色して、いかにも昔の本って感じですね。
 芥川龍之介なんて読むのは何年ぶりでしょうか。たしか『羅生門』を中学3年生の頃に読んだっきり
でしょう。
 活字の組み方をみても、いかにも純文学です。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6d/0c/bmwbikes36/folder/1467308/img_1467308_58503720_1?1240044526
 読後に感じたこと。活字だけですべてを表現していた時代の文章の巧みさです。
 『地獄変』が書かれたのは大正7年(1918年)です。
 ラジオ放送が始まったのが大正14年(1925年)、テレビ放送は昭和28年(1953年)なので音や映像で物語に触れるはるか前です。
 
 とにかく表現に無駄がありません。
 ○○のような~というふうに読者が既知の場面を記憶から呼び起こす表現がまったくないのです。ストレートに芥川龍之介の描く世界なのです。
 シンプルな時代を生きた人々の心の豊かさを感じました。
 
 たまには純文学が良いものだ。
 Eさん、ありがとうごさいました。