ブラジャー。

 中学生のころは、もう、『ブラジャー』なんて聞くだけで欲情していたもんだ、、、、。
 
 それでもって、そのブラジャーの話であるが、最近の愚妻はすっかりノーブラなオバはんになってきている。家の中でちょっとノーブラ、、、なんてのは許せるのだが、下手すると隣駅のショッピングモールに買い物にいくときまでノーブラで出かけている時がある。

 小生の居住する集合住宅の8階に住むオババのノーブラにTシャツ姿の、目をそむけたくなるようなイデタチを早朝のゴミ捨集積所ですれ違いざまに目にすることがある。
 そのたび小生は
 『女もああなったらもう完全に終わりだ』
 と朝陽のなかで絶望感に苛まれている。

 ブラジャーが背中の肉に食い込んでいる女の後ろ姿にもムナしさを感じるが、しょっちゅうノーブラな妻というのも生活の中の緊張感がぷっつりと切れているようで、なんともモノ悲しい。
 ブラジャーの着用を強要する亭主ってのもヘンだか、先日愚妻に注意申し上げたところ、
 
 『だって、サイズが変わってきたんだもん。じゃ、買ってよ。ブラジャー高いんだよっ!』
 との返事。

 えーい、買ったるわい!ブラジャーぐらい。
 ひとつか、ふたつか、三つかっ!
 黒か、白か、はたまたピンク色かっ!
 なんなら補正下着にしたろかっ(これは相当高価らしい、、、)

 30半ばににして、毎日ノーブラは、ちょっと時期早々でないの、うちの奥様。
 って、そんなボクの早春の嘆き。