
熊、狼に続き、鷹をテーマにした熊谷達也の小説『はぐれ鷹』(文藝春秋刊)です。鷹匠(たかじょう)を目指す青年と角鷹(くまたか)との関わり合いを通して、人間と自然のあり方を問うています。
鷹が尊厳偉大に見えるのは、見かけだけでなく、性質そのものがそういった種類の動物だということが、書かれていたのに興味を覚えた。せっかくなので鷹についてネット検索していたら、今でも鷹匠をしながら生活をしている人のHPがあった。
どうも、このHPの鷹匠と『はぐれ鷹』の小説の鷹についての記述がカブルと思っていたら、上記のHPの鷹匠の人が、小説のモデルなんだそうだ。
それにしても、鷹ってのは、ホントに孤高の鳥なのですね。
どうも、このHPの鷹匠と『はぐれ鷹』の小説の鷹についての記述がカブルと思っていたら、上記のHPの鷹匠の人が、小説のモデルなんだそうだ。
それにしても、鷹ってのは、ホントに孤高の鳥なのですね。
小説にも鷹匠の方のHPにも出ているのですが、鷹狩りをするには、鷹の持っている狩の野生本能を引き出すために、ギリギリまで絶食させるのだそうです。どこまで絶食させるかが難しいそうで、鷹はエサを与えなくてもギリギリまで飢えた表情を見せないらしい。ともすると毅然としたまま突然餓死したりしてしまうそうです。
悠然と餓死するなんて、動物としてはありえないような気もしますが、事実なのでしょう。
悠然と餓死するなんて、動物としてはありえないような気もしますが、事実なのでしょう。
小説としてどうこうというより、動物記として、とても楽しめた1冊。