自費出版と思われる書籍『北海道開拓秘話』(津田芳夫著)です。
北海道の開拓史を、地域別にそれぞれの体験者や開拓史を知っている人によって語られています。この本はおそらく自費出版の形態で出版されたのでしょうが、本としてのまとまりはさておいたとして、体験者の言葉で語られる北海道開拓に流された汗と涙がじつに良く伝えられてる。


北海道開拓には、相当数の囚人が関わっていたそうだ。当時の道路のほとんどは囚人が手がけたそうです。廃藩置県により領地を取り上げられた反政府軍側に味方した藩士や、自然災害などで生活が立ち行かなくなった村の人々、キリスト教に殉じた人などが開拓民として未開発の極寒の地に渡ったそうです。
北海道の開拓史を、地域別にそれぞれの体験者や開拓史を知っている人によって語られています。この本はおそらく自費出版の形態で出版されたのでしょうが、本としてのまとまりはさておいたとして、体験者の言葉で語られる北海道開拓に流された汗と涙がじつに良く伝えられてる。

文章を記すという意味では素人の人が原稿を書いたのでしょう。ところどころで漢字の変換ミスなどがみうけられますが、それはそれで生の体験を語ると意味においては、かえってリアリティで出ています。

北海道開拓には、相当数の囚人が関わっていたそうだ。当時の道路のほとんどは囚人が手がけたそうです。廃藩置県により領地を取り上げられた反政府軍側に味方した藩士や、自然災害などで生活が立ち行かなくなった村の人々、キリスト教に殉じた人などが開拓民として未開発の極寒の地に渡ったそうです。
ロシアの侵略を怖れる政府側の思惑があったことや、領地を失い政治犯に成り果てた元士族を開拓民として北の大地に封じ込める思索があったことなど、北海道の開拓の裏側も記してあり実に勉強になりました。
北海道開発庁なんてものが未だに組織されている意味もわかってきたような気がしてきた。
江戸、明治、大正、昭和、そして平成とやはり、人間の営みは歴史に多くの影響を受けているのだと、そんな感想の残る本であった。
江戸、明治、大正、昭和、そして平成とやはり、人間の営みは歴史に多くの影響を受けているのだと、そんな感想の残る本であった。
次の北海道ツーリングは、開発史を辿るツーリングにしてみたいものである。