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 雑誌『日経BP』の連載を書籍化した本『織田信長 破壊と創造』童門冬二著です。

 織田信長の生涯を現代ビジネスマンの行動原理から解析すると、、、なんて本なのですが、ズバリ!面白くもナントもないのである!
 
 巻頭に記載されている論理は興味深い内容もあるのだが、いかんせん連載モノの定なのか、後半に入ると、ただ連載を埋めるだけの原稿であり、筆者の息切れを感じます。おそらく、連載当初は意気込んで書かれたのだろうが、途中からはただの歴史解説本と化していて、戦国時代を書いた教科書になってしまっている。

 ちょっと、書籍のタイトルが大きすぎるように感じました。

 著者は、信長について書きたかったことは、「信長は一所懸命の悪習を否定していた」ということなのだろうが、現代を生きるサラリーマンの行動論理を信長の行動指針に当てはめてみたところで、仕方がないと思うのだが、、、
 こんな本を読んで喜ぶのは、中途半端な昇進を誇りにしているサラリーマンや、地方都市の市議会議員あたりではないだろうか。
 日経あたりが、歴史本を発行すると、こんな切り口になるのかもしれませんね。

 ちょっと内容が浅すぎます。
 レベルとしては、史学部の学生の卒論程度だろう。
 評価20点。