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 森の好きな熊谷達也著の『氷結の森』です。
 熊谷達也氏のことは、バイク雑誌『アウトライダー』でGSに乗っていることが紹介されていることで知ったわけですが、なんだ、かんだで、『~の森』をほとんど読んでます。マタギに関する作品は、明治以降の日本の歴史や民族史を知る上でも興味深い。

 『氷結の森』でも、ロシア革命の影響で赤化しそうだった日本について触れられている。
 熊谷達也の本を読んでいるといつも思うのが、
 白土三平の漫画と、『課長 島耕作』が交じったような物語を読んでいるような気になる。

 日本の民族史のような文章でありながら、主人公はいつも女にもてて、
 逆境を乗り越えながらハッピーエンドで終わる。けっこうなピンチに陥るのだが、必ず救われるのだ。
 なんだか、劇画でも見ているような気にさせられるのだ。
 男は、背が高く、筋肉隆々で、寡黙でよけいなことはしゃべらない(デューク東郷か?)。
 女は美人が多いけど、濡れ場も多い。

 なんだか、こうやって書いているうちに、アホな本のように思えてきた。

 でも、面白く読めました。

 おススメ度 55点