抒情画のしおり展大正後期から昭和初期にかけて流行した抒情画は、思春期の少女たちを単に美しく可憐な存在と捉えるだけではなく、内に秘められた繊細な心の動きを詩情豊かに描いたものです。竹久夢二、高畠華宵、蕗谷虹児、加藤まさをらの挿絵画家から林静一らの現代作画家に至るまで、数々の叙情しおりをお楽しみ下さい。