皆さま、こんにちは
こちら岡崎市は、どうやらしばらく最高気温は11~12℃くらいの日が続くとの予報。風がなければ比較的暖かいな、というのを体感で感じますね
さて!
本日は、年末に届いていた、SEのミニチュア(=一部分)を組み立てました
大規模木造建築に対応のSE構法独自に開発されたSE金物を使うことで、通常の木造のようにホゾ継ぎをしないため、通常、地震のときに起こりうる接合部が破損されないように考えられています
(組み立て前のパーツ類)
SE構法はすべて構造計算がされているのですが、それは構造計算が可能になる条件を満たしているからです
それは、
・建築物の構造を構成するすべての部材の強度が分かっていること。
・接合部に強度の基準があること。
・基礎や構造部材、接合部の強度が一定の基準値を満たしていること。
独自に開発している金物を使うことで、これらは明確になり、構造計算できるというわけです
『でも、金物の耐久性ってどうやって分かるの』
と思うかと思います。
むしろ、なんか腐食したり。。。。という不安もあるかもしれません。
(※ミニチュアなので、簡単に組み立て完了。)
金物は、このブラックの部分です。
少し分かりにくいので、HPより、画像を引用させていただきました。
なんと金物は、約600時間かけた塩水噴霧試験において、ほとんど試験前の状態と同じ品質レベルを保っていることが証明されているとのこと。600時間とは
標準地域では168年、塩害地域では100.8年分の負荷をかけた状態に相当します
そして、大元となる、柱と基礎の部分。
これらををしっかりと固定する、柱脚金物は、同じく塩害地域で100年の耐久性、
そして、なんと在来工法の金物の5倍の引き抜き強度があります
さらに、
ボルトは、
木がやせても抜けないように、凹凸のあるSボルト(写真右上のギザギザのボルトです)を使用。こちらは通常のボルトの2倍の強度
と、ここまでを見ても、なんか、頑丈
ということが分かるかと思いますなかなかこんなふうに接合部を見ることができないので、是非、ご来場の際はご覧になってみてくださいね
しかし、なんか木造って・・・・燃えますよね。。。
みたいな不安は、まだあるかもしれません。もちろん、燃えないとは言いません。
ですが、
少し考え方をかえると、
太い柱や梁は長時間火にさらされても、表面は焦げても中身は残ります。つまり火災の際に躯体が崩れ落ちる、という面を考えると、木造は鉄骨よりも丈夫だという考え方も一理あるでしょう
避難経路を確保することができますよね
そんなSE構法で、BMCは、新築住宅も、別荘建築も造っています
現在、施工中の現場をチラリと
(※写真は昨年のものです)
玄関を入ると、真っすぐとリビングへと繋がります
通路を抜けると、
LDKになっています。
ブルーシートの下には、製作キッチンが
このLDKの窓から見える景色は、
こちらは11日(土)に現場に行ってくださった方が送ってくださったリアルタイム写真。
つまり、
この通路を歩いていくと、
行く付く先に、この景色が広がる、ということ。
今時期に広がる窓越しのこの一面の雪景色は、まるで絵画のようです
現場は完成するまで、本当に大変なことが多い季節です。
本当に、いつだって、現場の方には感謝しかないのです。
ですが、施主様は、
今年の末、もしくは来年のこの時期には、この窓からまたこの景色を見ることを、心待ちにされているだろうなぁと思います
現場の皆様は、どうか安全に気を付けて、引き続き、宜しくお願い致します
それではまた