野球の動作分析家 佐藤康則のブログ -29ページ目

野球の動作分析家 佐藤康則のブログ

動作分析家としての活動や
野球に対して日々感じた事を綴っています

今年のワールドシリーズで
カブスのクローザーを務めたチャップマン。
ヤンキースと再び5年100億円で契約!!

 

日本の野球とますます差がついていく。。。ガーン

 


この動画のボールを見て、
何て呼ぶだろうか?

シュート?
ストレート?

日本だとシュート回転しているからダメだと言われそうですね。

アメリカでは、Fastball(ファーストボール)と呼ばれています。

 

 

上の散布図は、チャップマンの2016シーズンのボールの動き。

ムーブメントが(0, 0)の点は、

無回転のボールです(重力成分は消えている)。

 

ファーストボール(FA・水色)は、横に最大25cm(10インチ)程動いています。

つまりシュートしています。

かなりえぐいです。

 

 

チャップマンのアームスロット(投球腕の角度)から分かるように、

ボールは傾いて回転しているので、

回転数が上げれば上がるほど、マグナス力でシュートしていきます。
つまり、彼の平均100マイル(160km/h)、毎秒43回転(2586rpm)のファーストボールは

えげつなくシュートしていきます。

もちろん、浮き上がるようにも見えます。


スリークォーターであれば、

回転の掛かったファーストボールはよりシュートしていきます。

これは良いボールの動きなのです。

 

本当に真っ直ぐ行く時は、むしろカットボールぎみに投げた時です。

 

バッターも、4シームのファーストボールを

『ストレート』とか『真っ直ぐ』とかと思っていると

そのせいで打ち損じているかもしれません。

 

私はなるべく『ストレート』とか『真っ直ぐ』という言葉は使わないようにしてます。

言葉の間違いから、大きな誤解を生みやすいので。

 

『きれいな回転』、『縦回転』とか。。。

 

選手やお子さんを指導している方は、

いまいちど普段使っている野球用語をもう一度見直してみてはどうでしょう。

誤解していること、

実際に起きている物理現象と異なる用語が意外とあることに気づくと思います。

 

 


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佐藤 康則

プロの動作分析家による野球の動き改善講座