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野球の動作分析家 佐藤康則のブログ

動作分析家としての活動や
野球に対して日々感じた事を綴っています

前回の記事①ストレートってどんなボール?)では、「ストレート」がどんな動きをするボールなのか説明しました。

 

では、なぜこのような動きをするのか考えてみます。

 

「ストレート」がシュートホップ方向に動くのは、ボールの回転が生み出す揚力マグナス力とも呼ぶ)の影響です。この揚力の向きは、ボールが回転している方向で決定されます。つまり、ボールの回転軸方向揚力の方向を決めています。

 

「ストレート」の回転軸方向は下記のようになります。

スリークォーターの右ピッチャーであれば、ボール回転軸右下を向いています。揚力の方向は、回転軸に垂直の方向で、分解すると図のようにホップ成分シュート成分に分けられます。この回転軸方向が変わることにより、揚力の方向が変わることが分かると思います。

 

したがって、通常のスリークォーターであれば、シュートしていくのです。
ピッチングマシンのようにホップ成分のみにするには、真上から投げるしかありませんので、体を極端に側屈させるか、投球腕を極端に上げるか、肘を曲げて前腕を垂直にするしかありません。
どれも肩や肘に負担がかかりそうですね...
  

ボール回転軸垂直角度が分かれば「ストレート」がどの方向に動き、なぜそう動くのか知ることができます。

育成段階のアマチュア選手は自分の「ストレート」のボール回転軸の方向を知っておくと良いでしょう。

 

 

ボールに働く揚力大きさについては、次回以降ご説明したいと思います

 


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佐藤 康則

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