朝の日差しが春めいてきましたね。
今日のBGMはこちら。
Stay / Zedd, Alessia Cara
きゃー天気いいー
!!と
ベッドから飛び出るようになると
夏になったような気持ちになります。
さて、最近狂ったように本を読んでいます。
この数年間、論文や専門書ばかり読んできて、
大好きな哲学書すらも読まなくなっていて。
そのことにすら慣れてしまい、違和感やフラストレーションすら抱かなくなってきた頃。
年が明けて、、1月半ばかな。
大学卒業振りに学友から会おうと連絡がきて、会ったのですよ。
そこで言われたの。
「やっぱり話し方、言葉の選び方が本読んでる人だよね。ハルキストだったっけ?今何読む?」
その時私は、自分が村上春樹が好きだとか、小説も読んでいたということを数年振りに思い出したの。
完ッ全に忘れていた。
忘れていた自分に驚いた。
昨年、おそらく私はバーンアウトしたんだよね。
自分の研究テーマ以外のことを削ぎ落としていって。
知識が偏って。
世界は狭まり、つまらなくなった。
自分がそれだけのことをして集中したかったものまでつまらないと感じた時、私は何かを間違えていると強く思ったのよね。
それで、心理学やアートに関係のない"余計なこと"を少しずつやり始めている。
で、その中に、「読む本のジャンル」がある!ということに気付かされたわけですよ。
そこから今日まで、2ヶ月近く?
購入した本、22冊。
読了した本、14冊。
読書モードのペースに戻ってきた。
さすがに昔のように、1日1,2冊読むほど没頭するわけにはいかない。
(あの頃は日常生活がまわらず激ヤセし、時間・日付感覚どころか季節感覚まで失った。)
そうだ、私は本を読むのが最高のよろこびだった、とようやく思い出した。
知的興奮で生を感じるタイプ
情報詰め込み過ぎて考えることの多さにまた日常生活が止まりかかってるので、少しジャンルを変えて、、と思い、『ソフィーの世界』を読み始めました。
読んだことありますか?
『ソフィーの世界』 ヨースタイン・ゴルデル
実は私読んだことなかったんですよね。
世界で売れている超メジャーな本、あまり惹かれない傾向がある。
みんな読んでるなら私が読まなくてもいいだろう、みたいな。
でも先日、ある書評を読んだの。
おそらく世界で最も有名なビジネス本についての書評。
そこにね。
「読んでいないでは済まされない」
って書いてあったの。
あぁ、確かに。と納得した。
なので、敬遠してきた世界ベストセラー本系をいくつか買ってきた。
『7つの習慣』とか『人を動かす』とか。あそこらへん。
『チーズはどこへ消えた?』は読んだことあった気がするけど、どっかいっちゃったので再Get。
そして、『ソフィーの世界』ね。
ね。
まさか読んだことないの?!うそでしょ!?
ってなるでしょ。
私としては、何故みんなプラトンを読んでいないのかが不思議よ。
プラトンこそ基本でしょ!と思うんだけどね。
まぁそれはいいや。
とにかく『ソフィーの世界』を読み始めたの。
そしたらさ。
冒頭のラッパ水仙と白樺の緑のヴェールを想像しただけで、ノルウェイの哲学の森に引き込まれていった。
そして何故かわからないけど、30ページほど読み進めたくらいから、こみあげてくるものが。
「やたら涙をさそうな、、」と思っていたんだけど、全くもってそんな内容じゃないのよね。
十数行後、ぼたぼたと涙が落ちた。
わけがわからない
私が読んでいた箇所は、白兎が空っぽのシルクハットからひっぱり出されて云々の話をしている。
なにこのカタルシス!意味不明!なにこの本すごい!!不思議!!!
・・・いや、たぶん私が受け取っている方面でこの本がヒットしたわけではないだろう。
哲学というのは、対話が大事。
なのに哲学しているとなんだかどんどんひとりになっていって、とっても孤独な気がしてしまうのです。
ずっとひとりで歩んできた道のりで、仲間に会ったような。
そんなよろこびが心を温める。
哲学が好きな方、哲学をするのが好きな方、、はどうせとっくに読んでいるのかもしれないけど、私のようにひねくれ者でまだ手に取ったことがない方は、ぜひ。
もじゃもじゃでくまさんみたいな著者が優しくあなたに寄り添ってくれますよ。