【今週の出走馬】もう後がないかもしれない馬たちの戦い
今朝は早起きして動物病院、接骨院、さらに買い出しと一気に午前中にやるべきことをやってきました。
しかし、東京はまた緊急事態宣言か…。もうあまり意味なさそうですけどねえ…。
2021/7/10 函館7レース 3歳以上1勝クラス(ダート1700m) エアリーフローラ 西谷凛騎手▲
完全に走る気を失ったエアリーフローラ。
ブービーから5連続シンガリ負けと長い一口ライフの中でもこんなにシンガリ負けを繰り返した馬はいません…。
そして、その不調のきっかけとなった連闘。また、ダート戦というのも小さい馬だけにやや疑問です。
なんとか一矢報いてほしいところですが。
2021/7/10 小倉7レース 3歳未勝利(芝1200m) オクタヴィアン 松本大輝騎手▲
ここからはあとがない未勝利馬3頭。現役では全部出てきますが、なんと全部シルク。
実績低めで届く馬を選んでいるのである程度は覚悟していましたが…。
オクタヴィアンは課題のほぼすべてがメンタル。
デビュー戦からコーナーを曲がれず大きく膨らんで惨敗した後は、閉じ込めて競馬にならなかったりと
全く改善の気配が見られないまま、タマを取っても大して変わらないので、もうこのままなんだろうと思います。
前走は曲がれないという問題をクリアすべく、新潟の直千を使ってようやく常識にかかってきたのですが、
もう少しで新潟が開催するにもかかわらず小倉を使うという判断。
大きく膨らんでしまったあの新馬からもうすぐ1年、この馬なりの成長が見られるといいんですけど。
2021/7/11 福島4レース 3歳未勝利(ダート1150m) ルージュセリーズ 木幡育也騎手☆
手塚厩舎からデビュー、華々しい1番人気だったのに大惨敗から、ダートで惨敗。
前走でようやく復調の兆しが見えたところで、手塚厩舎が引き取ってくれず、こんな差し迫った未勝利の時期に転厩。
矢野先生からも威勢の良い言葉は一切聞かれず、上位の騎手も確保できず。
まさに「ご覚悟を」と言わんばかりの出走になります。
こちらも課題はメンタル、というか集中力。
前に行かないとどうにもならない条件ではあるので、とにかく押して前で競馬をしてほしいですね。
2021/7/11 小倉7レース 3歳未勝利(芝1800m) ヘアケイリー 川田将雅騎手
未勝利の皆様の中では最も勝ち上がりに近いヘアケイリー。
(というか、あなたは勝ち上がらないとやばいぞ…)
前走は重めの馬場が影響して、中団から思ったような伸びが見られず残念ながら権利消失。
ただ、短期放牧にして戻してからなか3週で使っていただけますし、除外濃厚で牝馬限定戦は使えなかったものの、
スライドしているにも関わらず川田ジョッキーを確保してくれたのはお見事。さすが中内田先生です。
心配は結局馬場。先週は頭おかしいぐらいの高速馬場でしたが、今週は中国・九州地方はところどころで集中豪雨。
良い感じに柔らかくなっただけですぐらいでなんとか迎えてほしいところです。
東京サラブレッドクラブ入会!!
○ 06. タイムレスメロディの20(エピファネイア)【第一希望】
× 15. レッドジゼルの20(サトノクラウン)
× 16. ハイドバウンドの20(レッドファルクス)
× 25. レッドリヴェールの20(モーリス)
× 26. ブルーミングアレーの20(ダイワメジャー)
○ 32. アイスパステルの20(リオンディーズ)
× 35. アイリッシュシーの20(リアルスティール)
1000口抽選で全落ちとなっておりましたが、無事入会できました。
抽選になっていたアイスパステルの20も当選することができたので、
この2頭で東京サラブレッドクラブライフがスタートすることになります。
これですでに5頭
◆地方オーナーズ(共有)◆
バーボネラの20(グランデッツァ)
◆サンデーサラブレッドクラブ◆
マザーウェルの20(リアルスティール)
ザズーの20(ダイワメジャー)
◆東京サラブレッドクラブ◆
タイムレスメロディの20(エピファネイア)
アイスパステルの20(リオンディーズ)
残りのシルク、キャロット、ノルマンディーは大人気クラブでこれまでの状況からしても
かなり難しいドラフトになりそうですので、最悪このままかもしれませんが、
それでも全然悪くないですね。
東京サラブレッドクラブ全頭斬り2021 31-41
31.パイレートクイーンの20(キタサンブラック)★★★
こちらもキタサンブラック×ダイワメジャーの組み合わせ。祖母がデアリングダンジグで活力ある牝系ですね。
放出したデアリングバードからデアリングタクトが出たので、
社台ファームとしてもこの牝系から自分の牧場で走る馬を出したいところです。
エクセラントカーヴと同じカップリングではありますが、体型はずいぶん違って、
体高が高く、膝下も長いステイヤー寄りの体型となります。
32.アイスパステルの20(リオンディーズ)★★★★
初年度は比較的安い馬の募集しかなかったリオンディーズ産駒。
頭数は多かったものの、繁殖の質を考えると及第点と言ったところでしょうか。
この馬もセレクトセール出身でありながら価格は抑えられており、計算は立ちそうです。
3月中旬生まれということを考えると若干まだ細めで、やや成長が遅い可能性もありそうです。
ただし、フレームがしっかりして胴に伸びがあり、これからしっかりと筋肉が付いてこれば十分見栄えのする馬になるのではないでしょうか。
可動域もまずまずですし、繋ぎの沈み具合も理想に近いです。
前から見るとかなりふらふらしているところもありますが、このあたりはもうちょっと力がついてこればというところでしょうか。
現状はまだ成長待ちではあるものの、欠点が少なく注目したいですね。
33.ストーミーレニーの20(リオンディーズ)★★
母は2005年生まれでベテランの域。なかなか日本で走っている産駒では結果が出ておらず、4頭で勝ち上がり2頭。
しかし、ディープインパクトで未勝利となるなど期待ほどの結果を出すことができていません。
牡馬にしてはやや細身の造りで脚も細く芝でこそというタイプでしょうか。
繋ぎの角度や長さから柔軟性のある歩様を見せてくれそうなのですが、どうも全体的に硬いものになってしまっている気がします。
また、やや曲飛気味なので、トモの筋肉量は多く見せないことを差し引いてもやや小さいですね。
キンカメではこういった馬でもクラシックを走る馬が出てくるのですが、リオンディーズとなるとちょっとイメージがあまりないですね。
34.レッドオリヴィアの20(リオンディーズ)★★
祖母アドマイヤリッチは東サラとだけ相性が良く、オリヴィアのほかにもソロモンが活躍。
ただ、オリヴィアに関しては毎回パドックで小走りになってイレ込んでいたように、メンタル面に課題があったように認識しています。
(それでもレースでは堅実でしたけど)
さらに、その母にリオンディーズだとメンタル面がどうかなという懸念があります。
馬体は背中が短めでコンパクトな造り。ややガニ股っぽい歩様で、膝から下が硬い動きに見えます。
母系は丈夫な馬も多いですが、この馬は現時点の動画を見る限りどうかなと思ってしまいます。
35.アイリッシュシーの20(リアルスティール)★★★★★
セレクトセールの購買馬。母系は非常に優秀でブラックタイプが名門牝系でありますが、Pivotal、Dansili、Galileoなのでかなり重く、
サンデー系の中でもリアルスティールのようなディープの後継種牡馬が一番日本競馬にしっくりくる馬を出せそうです。
馬体や動きは素晴らしいの一言ですね。背中が短めなところだけがイメージと違いますが、
立派なトモから直飛気味ながら粘りのある後躯、前肢の捌きも柔らかく、リアルスティールの良いところを引き継いでいるように思います。
母系の日本への適性が未知数なところと1月生まれを差し引いて★5というところでしょうか。
36.フィルバートの20(リアルスティール)★★
母フィルバートはわずか1戦。それも3歳9月のスーパー未勝利でデビューし大惨敗しただけというかなりの未知数で終わってしまいました。
今のところまだ活躍馬は出せていませんが、プロフィール的には面白い配合ができそうで
Storm Catの3×3をはじめかなり血の濃い攻めた配合です。
この馬も立ち姿はカタログも動画も良いのですが、歩かせると歩様に伸びがなく、特に膝がうまく使えずに硬い歩様に見えてしまいます。
返しなどは鋭く出せているので、この点だけが解消すればというところでしょうか。
キ甲の感じからサイズ面は最終的にはまともになるのではと思います。
37.オジャグワの20(イスラボニータ)★★★
いかにも素質を秘めていそうなのに、なかなか結果が出ないオジャグワの仔。
1世代目のリベルタンゴは社台で募集され、池江厩舎で⑫⑭のあと転厩していきなり勝ち上がるなど破天荒なキャラクターでした。
実はこのリベルタンゴにもイスラボニータが連続して種付けされており、社台ファームも何か狙いがあってのことかと思います。
馬体は節々がしっかりして頑健な造り。一見硬そうに見えるのですが、可動域はしっかり取れており、
もう少し早めに歩かせれば凄い見栄えがしそうです。
3月中旬生まれで450kgですから先々はかなり大柄になりそう。それが重さに繋がらなければ活躍の道が開けそうです。
38.アンジュパッセの20(アメリカンペイトリオット)★★
初年度いきなり勝ち上がりを記録したアメリカンペイトリオット産駒。初日以降、尻すぼみなのが気がかりではあります。
祖母ピクシープリンセスはエリザベス女王杯3着の実績。
Shamardalも含めてダーレー様のエッセンスがふんだんに散りばめられていますが、
シンプルに牝馬にこの組み合わせだとちょっと重い印象です。
馬体は2月生まれながらまだ腰が高く成長途上。サイズ的にもかなりの大柄牝馬になりそうです。
首が短く短距離向きかとは思いますが、大きい分動きはややモタモタとしており、そのあたりがややアンバランス。
鍛えてピリッとしてくればいいですね。
39.ハルマッタンの20(ヴィクトワールピサ)★★
またもや社台ファームのサンデーサイレンス3×3。叔母にあたるレッドアネモスとかなり近い配合で相性の良さは証明済みではあります。
ただし、大柄な馬が多いヴィクトワールピサ産駒の1月生まれにしては相当サイズ的には小さいです。
母系のイメージからもパワーで押し切りたいタイプで、ここはやや不安。
動画も大きく見せるために近づいてしゃがんで撮っているような感じがします。
背中が短めで血統よりも距離は持たずに短距離のイメージ。
トモに容積がないわけではないですが、お尻の頂点がかなり腰の方に寄っており筋肉量としてはイマイチです。
40.ヌーベルバーグの20(レッドファルクス)★★★
祖母マジックコードは当たりハズレが大きいものの、2頭牝馬で活躍馬を輩出。
ヌーベルバーグ自身はそこまでの活躍はできませんでしたが、活力はまずまずです。
しかし、これもサンデーサイレンスの3×3。血の濃さはありますね。
馬体はパシッとまとまったバランスの良い造りです。しかし、やや小さめでもう少し成長が欲しいところですね。
動きとしては悪くないですが、やや曲飛気味な分トモに力感があまりない印象です。
短めの距離で戦うということを考えるともう少し筋力がついてほしいかなあ。
41.インフレイムドの20(Tapiture)★★
兄のモーフォルサはアメリカの芝で大活躍ではありますが、この馬はTapit系の種牡馬を付けられているので、
適性としてはダートに寄っていきそうです。
このアメリカの芝の活躍馬の母系というのは字面ほどの信頼感はない印象です。
そもそもアメリカの芝のレベルはそんなに高くないので、日本で同等レベルで戦おうと思うと
かなり結果を出していないと厳しいのではないでしょうか。
馬体はまだやや幼く腰が高い造りをしています。しかし、トモの容積はかなりのもので、いかにもダート牝馬という体型。
戦う路線が固まっていることを考えるとフレームとしては悪くないでしょう。
ただし、血統のイメージ通り、脚捌きもかなり硬いです。前後とも可動域が浅く、カクカクした感じ。
逆に言うと回転力は期待できそうではありますので、ピッチ走法で戦うタイプということならありかもしれません。
サンデー系を含まず繁殖価値がありそうには見えますが、Tapitureは種付け料10,000$。
募集価格が示す通り、それほど良血というわけではありません。

