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種牡馬に対する先入観

ただいま、キャロットの今年の応募馬を絶賛検討中です。
もはや縁という形で出資が決定している馬もいますが、今年はたくさんの馬に出資ということは難しそうなので、
その分、しっかり吟味して今年も良い出会いにつなげていきたいと思います。

さて、個々の馬についてはまた後日書くとして、
今回は自分の種牡馬に対する考え方について、少し書いておこうかなと思います。

社台から届いたThoroughbred誌を読んでいて改めて思ったのですが、
サンデーサイレンスが亡くなって以来、種牡馬の当たり外れの差は小さくなったのではないかと思うんです。

昨年、一昨年のクラシック戦線を見ていれば、アグネスタキオンがちょっと抜け出したかなとも思いましたが、
今年のクラシック戦線を見てみると、タキオンの子供でトップレベルの活躍を見せたのはジェルミナルぐらい。
決して、サンデーサイレンスがいた頃のような、圧倒的な存在感はありません。

今年はネオユニヴァースが皐月賞をアンライバルドで、ダービーをロジユニヴァースで制覇。
牝馬ニ冠ブエナビスタ、ダービー2着のリーチザクラウンを輩出したスペシャルウィーク、
NHKマイルCを制したジョーカプチーノ、桜花賞、オークス2着のレッドディザイアを出したマンハッタンカフェ。

このように、新しい血の馬、復活を見せた種牡馬、数年かけてブレイクした種牡馬と傾向がつかめません。
イメージで言うとアグネスタキオンやネオユニヴァースほど人気のない種牡馬であったはずの馬も差はありません。

シンボリクリスエスはアプレザンレーヴ、サンカルロが重賞制覇、リクエストソングも皐月賞へ挑戦と、
社台、サンデーのみでこれだけの活躍馬を輩出し、
キングカメハメハは率こそ悪かったものの、フィフスペトルが2歳戦から活躍し、ゴールデンチケットもダービーへ、
というように、イメージほど悪くありません。

結局、ここ数年新種牡馬として入ってきた馬の中で、どちらかと問われると不発だったという馬は
ファルブラヴぐらいで、種牡馬というフィルターは上質な繁殖を集められれば、失敗に終わらずに
選ぶ側からするとむしろチャンスを逃す可能性が高くなるのではないかと考えます。

2009年8月の時点での総合サイアーランキングは
1.マンハッタンカフェ(9)
2.シンボリクリスエス(11)
3.アグネスタキオン(1)
4.ダンスインザダーク(4)
5.クロフネ(5)

またこのすぐ後ろにはスペシャルウィークやゴールドアリュール、ステイゴールドなどが顔をそろえます。
トップ10のうち7頭がサンデーサイレンス産駒ですが、上位の馬たちにイメージほど差はないと考えるべきでは、
と考えてしまいます。

一方で、母系に目を移してみると、今年は特にその傾向が強いですが、
活力ある母系からやはり活躍する馬が出ているように思います。

アンライバルド(サンデーR総額6000万)
名門バレークイーンの仔、フサイチコンコルド、ボーンキングの弟にあたる。
また一族から種牡馬ミラクルアドマイヤ、フサイチミニヨン、リンカーンなど。

ブエナビスタ(サンデーR総額4000万)
GⅠ馬ビワハイジの仔、アドマイヤジャパン、アドマイヤオーラの妹。

アプレザンレーヴ(サンデーR総額5000万)
母レーヴドスカーの仔はレーヴダムール、ナイアガラで3頭連続のオープン馬。

リクエストソングも含めると総額4000万、一口100万以上する馬からクラシック戦線に乗る馬が多く見られました。



このことからも種牡馬はあくまで特徴を引き継ぐだけであって、
根本的な能力と言うのは、やはり母系からというのが正直なところです。
昔から「父系からは特徴を、母系からは能力を」と言われていましたが、
サンデーサイレンスというずば抜けた種牡馬が抜けた今になってその格言が再び輝きはじめたように思います。


そして、良質な繁殖牝馬たちはまず新種牡馬につけられるという最近の傾向から、
1,2年目の種牡馬から今年も活躍馬が出るのではないかと考えています。
母系を重視することはもちろんですが、この理論に当てはめると、良質の繁殖に新種牡馬という組み合わせ。

ディープインパクト、ハーツクライに加えて、2年目のゼンノロブロイ、ネオユニヴァース、キングカメハメハ、
種牡馬としてまだまだ結果が出ていないかもしれませんが、こういう種牡馬から一発を狙うのが面白そうです。

よく頑張りました

今日の小倉12レース、3歳以上500万下に出走したグリフィスは4着に健闘。
今年の小倉夏競馬の締めくくりのレースで大健闘のレースぶりでした。

スタートしてからは押していこうとするもダッシュがつかず、中団のやや後ろから、
3コーナーからレースが動き、グリフィスは手応えが悪いながらも徐々に上がって行きます。

直線に向くとジリジリながらも、バテた馬をパスして4着を確保。
勝ちを意識できるようなレースではありませんでしたが、この馬らしい粘り強いレースができました。
ときどきこういうレースができるレベルというのがグリフィスの現状かもしれません。

勝つためには相当強引なレースをしないといけないですね。
小回りコースで向正面から一気に仕掛けるようなレースができれば面白いでしょうね。

小倉2歳ステークス(GⅢ)-予想

小倉は天候不順で馬場があまり良くない感じです。
最内のラチ沿いを狙うか、もしくは大外から強引に差しきるか。
真ん中から突き抜けるというレースは極端に少なくなってきている印象ですね。

本命は◎オレンジティアラ

そんな最内を狙える馬の1頭で、厳しい競馬の逃げを経験してきた馬。
新馬戦は馬場があまり良くない状態でも時計は優秀で、能力はありそう。
陣営はパンパンの良馬場でスピードを生かしたいと語っており、言ってみれば待望の良馬場。
人気を集めるサリエルなどは、大外に持ち出さないと安定せず、本命として狙えるのはこっち。



○メイショウヘミング

こちらもインを通ってレースができるタイプ、オレンジティアラをうまく捌けば内ラチ有望。
武豊はここ最近の小倉で勝ち星を重ねている様に、変わった馬場を完全に読みきっているジョッキーのひとり。
早めに捕らえてどれだけ粘れるか、レースセンスが光るタイプで揉まれてもきっと大丈夫なはず。



▲サリエル

1番人気。ここ2戦の破格の時計からすれば当然の評価と考えて良いだろう。
しかも前走はその悪い馬場を見越して大外に持ち出しての結果だけに恐れ入る。
今回も終いにしっかりとした時計を出しており、上昇味は薄いものの状態キープは間違い無し。
あとはどれだけ真剣に走ってもらえるか、福永騎手の手腕に注目です。



△ジュエルオブナイル

新馬戦は上がり11.5-11.6(ヤヤ重)という素晴らしい末脚で圧勝。
全体の時計も1.08.4と十分だが、コース変わり直後の開幕週的な状態だったので、疑問符がつく。
さらに疑問なのは中1週とはいえ、坂路の時計57.4はいただけない。能力は認めつつ実力が発揮できるか?



△マイネルカリバーン

前走はプラス14kgで太め残りながら5着まで持ってきた。
ここに向けて中間の動きが上昇しており、当然馬体も絞れているはず。
まだまだトモが緩く、踏ん張りが利きづらい新潟より小回りコースのほうが合いそうな印象で狙い目か。

◎オレンジティアラ
○メイショウヘミング
▲サリエル
△ジュエルオブナイル
△マイネルカリバーン

◎軸○▲△△馬連、ワイド