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ご褒美放牧中

京成杯4着と健闘したフラガラッハは、20日に放牧に出されて現在グリーンウッドでリフレッシュ中。
クラシックを狙うのか、はたまたNHKマイルCの路線に行くのかはまだ決まっていないものの、
陣営はとにかく早めに戻してどちらかには挑戦させたい意向のようだ。

馬自身は厳しいローテーションをこなしながらも元気一杯。
どちらかと言うとキリッと締まった馬体ですが、飼食い良好で使い減りの心配もないとのこと。

どう使っていくにしろ、3歳の春はタフさがものを言うだけに、こういった元気な馬はそれだけで有利。
このタフさを武器に高額馬ばかり活躍する3歳戦線に殴り込みをかけてもらいですね。

そろそろ使ってくださいよ、先生

鼻出血などで昨年の9月以来戦列を遠ざかっているアンプレヴー。
寒くなってくる時期であまり無理をせずじっくり調整されていたが、
ここに来てピッチを上げて、上々の仕上がりを見せているようだ。

11月中旬からハロン15秒の時計を出し始めており、かれこれ2ヶ月も経過。
山元トレセンも移動、移動と言葉をチラつかせ藤原師に明らかにプレッシャーをかけている(笑)

年明けには入れる状態にまで戻ってきていたはずなのに、
なかなか声が掛からずモヤモヤさせられる状況。

それほど調子のピークが長くないタイプだけに、良くなってきたらすぐに使ってもらいたいものですが、
そこらへん分かってるんですかね、先生?
あるいは転厩なんてのも考えていいのかもしれません。

アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)-回顧

01. ネヴァブション(5)
02. シャドウゲイト(9)
03.○トウショウシロッコ(3)
04. マイネルキッツ(4)
05.△ゴールデンダリア(6)
06.▲デルフォイ(2)
11.◎キャプテントゥーレ(1)

~ヨコテンを背にきっちり抜け出し連覇達成、7歳復活のネヴァブション~

ほぼ揃ったスタート。先頭に立ったキャプテントゥーレを外からベルモントルパンが交わしてハナ。
シャドウゲイト、アドマイヤコマンド、ネヴァブションと先行争いは意外と激しくなる。
中団には内にトウショウシロッコ、外に出したデルフォイ、さらにダイワワイルドボア、
その後ろにはゴールデンダリアが続き、マイネルキッツ、ビエンナーレ、
後方にアルコセニョーラとドットコムが続く。

ペースもそれほど落ち着かず3コーナーの手前でシャドウゲイトが抑えきれずに先頭に立つ。
馬群は少頭数の割にはバラける展開も前の馬たちの手応えが良くないのでそれほど急がない。

シャドウゲイトが先頭のまま4コーナーをカーブ、内からスルスルとネヴァブションがいち早く進出開始、
キャプテントゥーレも2番手争いまでポジションを上げ、外からは積極的にダイワワイルドボアが接近。
さらに直後にはデルフォイとトウショウシロッコの人気どころが差を詰めていた。

直線に向いてもシャドウゲイトが先頭、ネヴァブションがコーナーワークで単独の2番手に上がり、
内に切れ込んだトウショウシロッコ、外から迫るアドマイヤコマンド、ダイワワイルドボアに飲み込まれるように、
キャプテントゥーレは無抵抗に失速していった。
デルフォイとマイネルキッツは大外ぶっぱの残念極まりない騎乗で勝ち負けに加わることが出来ず、
逃げるシャドウゲイト、先に仕掛けたネヴァブション、インを立ち回ったトウショウシロッコの3頭勝負。
残り100mでトウショウシロッコが失速すると同時に、外からネヴァブションがシャドウゲイトを捕らえにかかり、
ゴール前できっちり交わして連覇達成、2着にシャドウゲイトが入り馬連万馬券。


本命馬大敗ハズレ

キャプテントゥーレの敗因は距離ってあるけど、明らかに本調子じゃなかっただろ・・・。
しかし、今年の競馬はヨコテン、岩田、池添を買っておけば重賞はだいたい勝てる。
ってか、去年とほとんど変わらないメンツで、似たような結果。
1着から7,8,7,7,6歳の順で入着とか、馬の世界も高齢化社会ですの。


1着、ネヴァブション

ネヴァブションはとにかくジョッキーのうまさが目立った。
外枠だったにも関わらず、先行争いに絡むふりをしてきっちりインだけを取りに行った。

道中は好位でジッと我慢するが、馬群が凝縮してこないと見るや否やすぐにポジションを上げて、
直線までに内をスルスルと一気に2番手まで上がっていた。

掛かったもののハナを奪ってからは完全にマイペースだったシャドウゲイトの粘り込みにも動じることなく、
図ったように差し切って快勝。

ここ3戦二桁着順に敗れたとは思えない一変ぶり、これは仕方ないなぁ。
上がりの時計も35.1→34.7と良化しているように去年より内容のあるレースだった。
叩き3戦目、厳冬期に調子をピークに持ってくる伊藤正厩舎らしい仕上げ方。




2着、シャドウゲイト

先週に続き、今週もカッチーは掛かった。それも尋常じゃなく向正面で抑えきれずハナを叩いてしまうぐらい。

わけのわからない凡走を続けながら、ある日突然やる気になりゴール前まで粘りこんでしまうシャドウゲイト。
この馬、非常にめんどくさいタイプでいきなり走られると厄介。

どちらかと言うと馬にやる気があるときのほうが走るようなので、パドックや返し馬で気合が乗ってるときは
買い目に加えてみるといいかもしれないかな、前々から信用して軸に置くようなタイプではない。




3着、トウショウシロッコ

このレースがインを取ったものだけが勝負になることを証明する形になった4コーナーの位置取り。
JRAのHPなどでも見られると思うが、シャドウゲイト、ネヴァブション、トウショウシロッコの3頭が、
最内を通った馬の中で前から3頭、これがそのままぶっちぎりのワン、ツー、スリー。

これが中山厳冬期、もっとも芝が荒れる時期しかも最終週の重賞で起きた出来事。
ペースや様々なファクターを除いて、
中山の芝コースはほぼ1年中、インコース超有利の中でレースが行われるということか。

トウショウシロッコはインコースを通って脚をじっくり溜めていた。
一歩前のネヴァブションも手を動かしていたが、外に回すようなことをせず、
インコースでジッと開くのを待っていた。
4コーナーの立ち回りでとりあえず4番手以下に決定的な差をつけて前2頭に挑んだが、
残り100mでドロップアウト。中山大好きで安定して走るのだが、どうしてもあと一歩が足りない。
単純に今回は力負けな印象が強い、中山で弱メン相手じゃないと重賞制覇までは厳しいか。
どちらにしろ中山コースでの複勝率はなかなかのもの、安定して走るので買いの一手。



4着、マイネルキッツ

後方待機でひどい大外ぶっぱ。
59kgを背負っていたのもあるが、勝負どころでの反応が悪く、馬群に取り付くことが出来ないまま直線。
外を回ったグループで早めに仕掛けた組が壊滅的に失速したので楽に4着は確保。
最後までジリジリと伸びてはいるが、昨年ほどの立ち回りのうまさみたいなものは最近影を潜めている。

能力はあってもそれを生かしきれていない競馬が続く。
GⅠ馬らしく王道の競馬を試みても力不足、勝った時だってインコースをうまく立ち回っただけなのだから。



5着、ゴールデンダリア

道中は中団待機、こちらも3コーナーあたりから仕掛けて反応よく4コーナーで馬群に取り付いた。
ただし、こちらも先生らしい大外ぶっぱでひどいコースロス。
それでもデルフォイ、アドマイヤコマンド、ダイワワイルドボアなどの外からジワジワと交わし、
ある程度の力を示したとは言えると思う。

他の好走実績を見ると確実にスローペース向きだし、その上広いコースのほうが良さそうなので、
そういうところで狙ってみたい1頭ではある。
ただし、ジョッキーが先生のままだと掲示板の下のほうが指定席になる可能性が非常に高い。




6着、デルフォイ

上に書いたように1,2,3着が最内を通っていたインコース至上主義のこのレース。
1枠1番という絶好の枠を引きながらなぜか外に持ち出した大ばか者がいる、これがチキン藤岡である。

チキン藤岡はスタート後にインに入ってきたトウショウシロッコに恐れをなしたか急に外に持ち出し、
ひたすら小足を使い続けるというよく分からないレースぶり。
前走では馬群が凝縮する前に早めに仕掛けて、粘り込みを図る競馬で見せ場を作ったデルフォイに対して、
4コーナーで包まれ、直線では前の馬がみんなスパートに入った後に、大外ぶっぱというよく分からない芸当で、
見事馬群に沈めて見せたのであった。

金杯の内容を過信しすぎて過剰人気にしてしまったファンも、
意味の分からないレースを展開したジョッキーもこれは反省すべきだろう。



11着、キャプテントゥーレ

「敗因は距離か」と新聞紙面は取り上げているようだが、それ以前の問題のような気がする。
パドックで見たところからすでに「ああ、これはないわ」と思ってしまった。

まずは馬体重。明らかに輸送失敗と思える-12kg。
勝った皐月賞だって-18kgじゃないかと言うけど、それとこれとは全然状況が違う。

今回は有馬記念を除外されて、マイルCSから2ヶ月の間隔が開いていた。
その間も放牧に出すことなく緩めずに乗られていたということから、無駄にピークを過ぎてしまったように思う。
体力を消耗した状態での輸送、馬は元気をなくしパドックで(´・ω・`)という顔をしていた。

4コーナーで手応えをなくし、4コーナーの出口でネヴァブションに接触されて一気にやる気をなくしてしまった。
ここは一度しっかり休ませるべきだと思う、着順は悪いが最後は全然追っていなかった。




ちなみに、今回掲示板に載った馬の全てのジョッキーが美浦所属のジョッキー。
1番人気キャプテントゥーレは外国人騎手、2番人気デルフォイは栗東所属騎手と、
ともに中山競馬場の馬場状態をよく分かっていないジョッキーが飛ばしたレースだった。