社台サラブレッドクラブ全頭斬り2021 81-88
81.パシャドーラの20(レッドファルクス)★★
またまた、サンデーサイレンスの3×3。祖母アルゼンチンスターですが、この一族は当たりはずれが大きい気がします。
ナリノヴィエンヌがようやく勝ち上がれるかというところで、大物感はありませんね…。
レッドファルクス産駒で短距離のイメージにしては背中が長めでゆったりとした造りです。
肩回りの筋肉やトモの返しは短距離馬っぽいエッセンスも見られます。
しかし、牡馬にしては毛ヅヤがあまり良くなく、肩の可動域が撮れていないところがウィークポイントでしょうか。
82.バイナリーコードの20(スクリーンヒーロー)★★
またまたまたまた、サンデーサイレンスの3×3。ここまできたら宗教ですね。
母は若く活力がありそうで可能性はありそうなのですが、いかんせん血が濃いんですよね。
馬体は血統のイメージ通り丸みを帯びた背中の短い造り。
ただし、繋ぎがかなり短く、スナップがうまく利いていないように見えます。
83.マチカネハヤテの20(ヴィクトワールピサ)★★★★
レッドアネモスの全妹にあたります。
母マチカネハヤテは見栄えの良い馬を多く輩出していますし、ミスプロのクロス持ちでもエンピレオが勝ち上がり相性の良さがありますね。
馬体はヴィクトワールピサ産駒とすると体高が低く、思ったよりサイズもない印象で、ここはレッドアネモスと違うところです。
それでもトモの厚みや筋肉量、返しなどは素晴らしく、小さいなりに完成度が高いところを見せています。
血統、馬体の雰囲気からもここからさらに成長は見込めそうで、安く長く楽しめる馬になりそうです。
84.カウアイレーンの20(ジャスタウェイ)★★★★
母は活躍馬にしてさらにステイフーリッシュを輩出する社台ファームにおいてはありがたい存在。
当たりはずれの差が大きく計算が立ちづらいタイプではあるものの、この馬もまた出来は悪くありません。
トモが高く、ちょっと薄めで未完成でありながら、胸が深く歩様にも安定感があります。
ジャスタウェイ産駒は脚元がキレイな馬が少ないと言われているものの、この馬には目立ったミスはないように見えます。
85.チューニーの20(バゴ)★★★★
日高大洋牧場生産。03年優駿牝馬で2着。その弟、ロードで募集されていましたね。あー、懐かしい。
トロワボヌールをバゴで産んだ後、6頭でわずか中央1勝と厳しい成績が続いていますが、
久々にバゴの仔として今回は募集を迎えることとなりました。
2月生まれのわりにトモが高くまだまだ成長途上に見えますが、しっかりと食べたものが身になったような体つきです。
脚が真っすぐ出て健康面の心配もなさそうです。
血統的にも軽やかさがないところは仕方なく及第点の出来にあると思います。
86.ラカの20(グランデッツァ)★★
元出資馬グランデッツァの仔。なんとか今年も募集にかかりました、うれしいです。
来年がラストクロップになります。申し遅れましたが、これもサンデーサイレンスの3×3です。
馬体は背中がやや長めでまだ頼りない雰囲気はありますが、トモの容積があり、返しも良くキビキビとした印象があります。
ただし、前から見ると歩きがバラバラですね。背中に緊張感が出てくるとさらに父に似てくるのではないかと思います。
87.エスキモーキセスの20(Curlin)★★★
ダート牝馬に6,000万円ですか。これは条件的にはかなり厳しいですね。
芝でも走れるかもしれませんが、基本ダート馬と考えた場合に、相当タフな馬でないと回収は難しい条件です。
馬体はフレームはすらっとしていますが、前が勝っていて硬めの造りです。
昔、社台ファームで募集されるアメリカダート血統の馬は武骨でアンバランスなイメージがありましたが、
良くも悪くも日本的に整った感じはしますね。血統的には大物の可能性も捨てきれませんが…。
88.サーティーンスクエアドの20(Showcasing)★★★
今年一口ファンを驚かせたKingmanを輩出したGreen Desert系の種牡馬Showcasing。
ただし、実績的にはKingmanなどと比較してもかなり下と言わざるを得ないですね。
日本円で450万円ぐらいの種付け料だそうです。母はサンタアニタオークスを3着と実績は十分と言えそうですが、
Indian CharlieとかLiaisonとかあまり日本で走っている血ではないですね。
馬体はかなりのトモ高で、毛ヅヤも悪くパッと見のイメージは良くないですが、トモの容積が大きく、脚の出し方も悪くないです。
ただ、立ち写真だと右前はかなり立っているんですよね。動かして柔軟性があれば問題ないとも考えられるのですが。