【現地観戦】アルビオリクス、痛恨の4着 | Thoroughbred World

【現地観戦】アルビオリクス、痛恨の4着

サラキアから時は遡り土曜日。

なんと久々に新潟競馬場に行ってきました。

 

東京を朝4時半に出発して、2回の休憩を挟んで約4時間。

土曜日は1頭だけの出走でアルビオリクスが6レースに登場しました。

 

 

パドックに登場のアルビオリクス。

かなり気温が上昇して30℃をはるかに超える中でも多量の発汗をすることもなく、

元気もそれなりにあり、状態面は良いのかなと思いました。

ただ、痛めた左脇の影響もあってか、前脚の捌きだけはぎこちなさが残りました。

 

それでも背中の緊張感やトモの容積も増えてきているように見えましたので、

この馬なりに成長してきているのは感じましたね。

 

 

灼熱の返し馬。

落ち着いてはいましたが、あまり勢いのある返し馬ではなく、やや捌きも硬めだったので、

ここでやや不安モードに。

鞍上のルメール騎手もベルクワイアで締められ、ソルドラードすら飛ばしてだったので、

消極的な競馬だけは見たくないなと思っていたのですが…。

 

 

レースはスタートは五分に出たものの、圧倒的な一番人気だったこともあり、

半ばラフプレー的な感じで前をカットされ後方を追走する厳しい展開になりました。

 

1コーナーの入口で後方から4頭目。

さらに不運が重なったのは勝った逃げ馬がどスローに落としたことで、

後方の馬には動かないとノーチャンスという展開になってしまいました。

 

ここは向正面で捲るしかないパターンだと思ったのですが、あまり乗り気ではないルメール騎手。

3コーナー手前からようやく追い始めますが、ちょうどここからペースが上がり、

更に不運なことにスローだった分馬群が固まって、脱落馬も少ないので、

大外をかなりのロスがありながら回る最悪の状況。

 

 

直線では上り34.2秒の最速タイム(上り2位と0.5秒差)の出色の決め手を披露してくれましたが、

それでも4着が精いっぱいでした。

 

ここは勝っておきたかったですが、内枠と徹底マークを浴びた人気に最内枠と不運が重なりました。

コース形態的にもやはりこういう競馬場のほうがあってそうなんですけどねえ…。

 

優先権は取ったものの、次どこを使えるか?というと微妙です。

一応、9/2に新潟2000mの未勝利戦があるので、ここなのかなあという気もしますが、

6月に脚元を痛めてこの競馬内容なので、詰めて使えるかは不安です。

 

夏の終わりも近づいてきていますし、なんとかなって欲しいと願うばかりです。

 

 

このあと10レースまで新潟競馬を観戦し、市内のホテルに宿泊。

翌日はオノリスの出走するレパードSを見てきました。